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02月19日-01号

  • "簡易水道事業特別会計予算"(/)
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  1. 宇城市議会 2018-02-19
    02月19日-01号


    取得元: 宇城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-22
    平成30年 3月 定例会(第1回)         平成30年第1回宇城市議会定例会(第1号)                          平成30年2月19日(月)                          午前10時00分 開議1 議事日程 日程第1         会議録署名議員の指名 日程第2         会期の決定 日程第3         諸報告 日程第4         施政方針について 日程第5  議案第 2号 平成29年度宇城市一般会計補正予算(第6号) 日程第6  議案第 3号 平成29年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第              3号) 日程第7  議案第 4号 平成29年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算              (第4号) 日程第8  議案第 5号 平成29年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第9  議案第 6号 平成29年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第              4号) 日程第10 議案第 7号 平成29年度宇城市水道事業会計補正予算(第3号) 日程第11 議案第 8号 平成29年度宇城市下水道事業会計補正予算(第4号) 日程第12 議案第 9号 平成29年度宇城市民病院事業会計補正予算(第2号) 日程第13 議案第10号 工事請負契約の変更契約の締結について(黒崎内潟線(戸              馳大橋)補助金(P1橋脚)工事) 日程第14 議案第11号 宇城市特別職の非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する              条例の一部を改正する条例の制定について 日程第15 議案第12号 宇城市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一              部を改正する条例の制定について 日程第16 議案第13号 宇城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定に              ついて 日程第17 議案第14号 宇城市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条              例の制定について 日程第18 議案第15号 宇城市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定              について 日程第19 議案第16号 宇城市社会福祉振興基金条例の一部を改正する条例の制              定について 日程第20 議案第17号 宇城市放課後児童健全育成事業利用者負担金徴収条例の              一部を改正する条例の制定について 日程第21 議案第18号 宇城市介護保険条例の一部を改正する条例の制定につい              て 日程第22 議案第19号 宇城市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制              定について 日程第23 議案第20号 宇城市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び              運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の              制定について 日程第24 議案第21号 宇城市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、              設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに              係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準              を定める条例の一部を改正する条例の制定について 日程第25 議案第22号 宇城市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関す              る基準等を定める条例の制定について 日程第26 議案第23号 宇城市企業振興促進条例の一部を改正する条例の制定に              ついて 日程第27 議案第24号 宇城市ビジネスサポートセンター条例の制定について 日程第28 議案第25号 宇城市いじめ防止対策推進法施行条例の制定について 日程第29 議案第26号 宇城市立図書館条例の一部を改正する条例の制定につい              て 日程第30 議案第27号 工事請負契約の変更契約の締結について(長崎久具線交              付金橋梁下部工(A1・P1)工事) 日程第31 議案第28号 建設事業に関する基本協定書の変更協定の締結について 日程第32 議案第29号 宇城市市道路線の廃止について 日程第33 議案第30号 宇城市市道路線の認定について 日程第34 議案第31号 和解及び損害賠償の額の決定について 日程第35 議案第32号 平成30年度宇城市一般会計予算 日程第36 議案第33号 平成30年度宇城市国民健康保険特別会計予算 日程第37 議案第34号 平成30年度宇城市後期高齢者医療特別会計予算 日程第38 議案第35号 平成30年度宇城市介護保険特別会計予算 日程第39 議案第36号 平成30年度宇城市奨学金特別会計予算 日程第40 議案第37号 平成30年度宇城市簡易水道事業特別会計予算 日程第41 議案第38号 平成30年度宇城市水道事業会計予算 日程第42 議案第39号 平成30年度宇城市下水道事業会計予算 日程第43 議案第40号 平成30年度宇城市民病院事業会計予算 日程第44 同意第1号  教育長の任命について(平岡 和徳氏) 日程第45        休会の件2 本日の会議に付した事件 議事日程のとおり3 出席議員は次のとおりである。(22人)  1番 高 橋 佳 大 君          2番 髙 本 敬 義 君  3番 大 村   悟 君          4番 星 田 正 弘 君  5番 福 永 貴 充 君          6番 溝 見 友 一 君  7番 園 田 幸 雄 君          8番 五 嶋 映 司 君  9番 福 田 良 二 君         10番 河 野 正 明 君 11番 渡 邊 裕 生 君         12番 大 嶋 秀 敏 君 13番 尾 﨑 治 彦 君         14番 河 野 一 郎 君 15番 長 谷 誠 一 君         16番 永 木 伸 一 君 17番 入 江   学 君         18番 豊 田 紀代美 君 19番 堀 川 三 郎 君         20番 中 山 弘 幸 君 21番 石 川 洋 一 君         22番 岡 本 泰 章 君4 欠席議員はなし5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 議会事務局長   木 村 和 弘 君   書    記   横 山 悦 子 君6 説明のため出席した者の職氏名 市長       守 田 憲 史 君   副市長      浅 井 正 文 君 教育長      平 岡 和 徳 君   総務部長     本 間 健 郎 君 総合政策監    村 上 理 一 君   企画部長     岩清水 伸 二 君 市民環境部長   松 本 秀 幸 君   健康福祉部長   清 成 晃 正 君 経済部長     吉 田 裕 次 君   土木部長     成 田 正 博 君 教育部長     緒 方 昭 二 君   会計管理者    戸 田 博 俊 君 総務部次長    成 松 英 隆 君   企画部次長    木 下   堅 君 市民環境部次長  上 原 久 幸 君   健康福祉部次長  那 須 聡 英 君 経済部次長    中 村 誠 一 君   土木部次長    坂 園 昭 年 君 教育部次長    蛇 島 浩 治 君   三角支所長    内 田 公 彦 君 不知火支所長   辛 川 広 倫 君   小川支所長    園 田 敏 行 君 豊野支所長    木 村 隆 之 君   市民病院事務長  吉 澤 和 弘 君 農業委員会          重 田 公 介 君   監査委員事務局長 中 村 久美子 君 事務局長 財政課長     天 川 竜 治 君               開会 午前10時00分             -------○------- ○議長(入江学君) ただいまから、平成30年第1回宇城市議会定例会を開会します。 これから、本日の会議を開きます。             -------○------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(入江学君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員には、会議規則第80条の規定によって、7番、園田幸雄君及び8番、五嶋映司君の2人を指名します。             -------○------- △日程第2 会期の決定 ○議長(入江学君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日2月19日から3月13日までの23日間にしたいと思います。御異議ありませんか。            [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から3月13日までの23日間に決定しました。             -------○------- △日程第3 諸報告 ○議長(入江学君) 日程第3、諸報告を行います。 まず議長の諸般の報告として、1ページから4ページのとおり、監査委員から宇城市の例月現金出納検査の結果に関する報告について、平成29年11月分及び12月分が提出されております。 次に、主な公式行事については、5ページのとおりであります。 以上で、議長の諸般の報告を終わります。 次に、市長から行政報告の申し出がありますので、これを許します。 ◎市長(守田憲史君) 発言のお許しを頂きましたので、行政報告をいたします。 はじめに、熊本地震からの復興状況に関する報告です。 熊本地震発災から間もなく2年が経過します。市では、公共施設の復旧や市民生活への支援などに全力で取り組んだ結果、公共施設や教育施設の工事については、本庁舎等を除き、ほぼ完了しております。 また、公費及び自主解体申請家屋2,433戸についても全ての解体工事が完了し、これから市民の皆様の本格的な生活再建が始まります。このような中、自力で住宅再建が困難な市民のための災害公営住宅20戸を、1月30日豊野町の響原地区において、県内の自治体に先駆けて着工することができました。この住宅は独立行政法人都市再生機構URが、木造平屋建て20戸及び集会所や広場を設計施工し、市が買い取る方式となります。また、バリアフリーはもとより入居者が安全・安心・快適な生活が送れるよう配慮してあり、本年度末に完成予定であります。当初計画の不知火町、松橋町、小川町の80戸においても、平成30年度内の完成に向けて準備を進めております。 さらに、旧5町全地区に建設を予定している防災コミュニティセンター及び防災倉庫についても、現在人口比率や指定避難所の状況、地域性などを考慮しながら調整中であり、平成31年度末の完成を見込んでおります。 次に、株式会社日本政策金融公庫熊本支店との創業支援に係る連携協定についてです。本市では、宇城市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、稼ぐ力を高め、良質な雇用をつくり、若者の定住を図るための施策を定めており、これらの施策を着実に実行するために、産業競争力強化法に基づいた創業支援事業計画の認定を受け、平成28年度から創業支援に取り組んできたところであります。今回、2月8日に株式会社日本政策金融公庫熊本支店との協定を締結し連携することにより、創業支援体制が強化され、創業希望者の方々に準備期から創業後までの一貫したサポートが可能となり、本市における創業・企業化が進み、地域経済の活性化につながるものと期待しております。今回の調印式を機に、相互の連携・協力関係を一層深め、震災からの着実な復興に取り組んでまいります。 次に、天草・宇土半島観光連盟設立についての報告です。天草地域、宇城地域の観光分野では発災後、多面的な観光振興支援策が講じられてきましたが、落ち込んだ観光客や観光消費額の完全回復には至っておりません。このような中、2月9日に天草市、上天草市、宇土市及び宇城市の観光団体の連盟設立総会がありました。この連盟設立を契機とし、お互いの地域資源を魅力ある観光コンテンツとして磨き、点から面への観光へと、よりインパクトと魅力ある圏域づくりが進むのではないかと思っております。市としましても、この観光連盟としっかり連携しながら、今後の新天草1号橋の開通や、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産世界文化遺産登録、さらにはJRグループ6社の大型観光企画ディスティネーションキャンペーンが熊本県で開催されるなど、天草・宇城両地域の経済及び観光振興に大きな追い風になるものと期待しております。 次に、宇城市と宇城警察署連絡協議会発足に伴う準備委員会開催についてです。社会全体の規範意識の低下、経済情勢の変化及び高度情報社会の進展により、犯罪形態も多様化傾向にあります。このような中、行政においても交通安全や地域安全の施策はもとより、防犯意識及び犯罪抑止機能の向上を目的として、1月29日に宇城警察署との連絡協議会発足に伴う準備委員会を開催しました。今後宇城警察署や関係機関との幅広い連携を強化し、交通事故防止の徹底や防犯対策を講じ、振り込め詐欺などの特殊詐欺への被害を未然に防ぎ、防災行政無線やメール等を利用して、市民への周知徹底を行うことで、安全で安心して住み続けられるまちづくりにつながるものと期待をしております。 次に、宇城広域連合汚泥再生処理センター建設工事着工についてです。既存の浄化センターは、昭和41年度に宇土市外9ケ町村衛生施設組合により建設され、能力の増強や高度処理施設の増設を行いながら、昭和49年の宇城広域消防衛生施設組合への改称、平成19年の宇城広域連合への統合を経て、本年52年目を迎えます。宇城広域連合では、平成25年度に一般廃棄物処理基本計画を策定し、生活排水対策推進生活排水処理の基本方針を定め、効率的かつ効果的なし尿処理を行うために、老朽化した浄化センターの更新事業に着手し、2月15日の着工式に出席してまいりました。市としましても、緑豊かな山々や美しい川、青い海を守り育みながら、関係機関との協働のもとに自然環境の保全と創出に取り組んでまいります。 最後に、熊日駅伝大会についての報告です。1月27日に開催されました第34回熊日郡市対抗女子駅伝大会において、宇城市は見事、準優勝という結果でした。 また、2月11日に開催されました男子の第44回郡市対抗熊日駅伝大会においても、6位と健闘し宇城市の能力を存分に発揮していただきました。選手の皆さん、役員の皆さんには改めましてお疲れ様でしたと申し上げます。 以上、行政報告といたします。 ○議長(入江学君) 以上で、行政報告が終わりました。 これで、諸報告を終わります。             -------○------- △日程第4 施政方針について ○議長(入江学君) 日程第4、施政方針について、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。 ◎市長(守田憲史君) 平成30年度施政方針。 平成30年第1回宇城市議会定例会の開会にあたり、平成30年度の市政運営に対する私の方針を簡潔に申し上げたいと思います。 一昨年の熊本地震発災から1年10か月が経過しました。市では、発災直後から市民の皆様の生活再建を最優先に考え、1日も早い復興に向け、全力で取り組んでまいりました。 また、平成29年3月に策定しました「第2次宇城市総合計画」では「いざ、復興へ。~市民生活を最優先するまちづくりを目指して~」をテーマに掲げ、今後の本市が目指すべき将来都市像の実現に向けて、平成29年度から事業を展開しております。 未曽有の大災害となった熊本地震、平成30年度も、まずは市民生活の早期安定につながる復旧・復興事業を最優先に実施するとともに、将来の宇城市を見据えたまちづくりに果敢に挑戦してまいります。 日本経済と国政の動向。内閣府の経済報告によれば景気は緩やかな回復基調が続いているとし、先行きについては雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、順調に推移していくことが期待されるとの基調判断を行っており、九州地域においても、地域経済動向による各地域の景気判断で同様の判断が示されております。 このような情勢の中、国の平成30年度予算においては、経済財政運営と改革の基本方針2017を踏まえ、経済・財政再生計画の枠組みのもと、手を緩めることなく本格的な歳出改革の取組を強化するとともに、施策の優先順位を洗い直し、無駄を徹底して排除しつつ、予算の中身を大胆に重点化するとしています。 また、地方行財政については、行政サービスの外部委託、情報システムのクラウド化などの地方行政サービス改革を推進するとともに、公共施設等の適正管理と最適配置、財政状況の見える化、公営企業会計の適用拡大及び公営企業の経営改革の推進など、地方団体の財政マネジメントを強化することとしています。 平成30年度施政運営の基本方針。熊本地震発災から約2年となり、復旧・復興は着実に進んでいるものの、今後、市民の本格的な生活再建が待ち受けており、完全復興には多くの時間と財源が必要であります。これまでは、合併特例期間終了に伴う普通交付税縮減後の財政運営に備えて蓄えてきた財政調整基金を前倒しで取り崩して財政補填を行ってきましたが、来年度以降も安定した財政運営のもとで復興事業を着実に推進していくためには、真に必要な事業への選択と集中、効率的な予算の執行を継続とした取組としていかなければなりません。 しかしながら、地方交付税などの依存財源に頼らざるを得ない状況に変わりはなく、国の動向に左右される不安定な財政状況であります。平成28年度決算においては、自治体財政の健全化を示す実質公債費比率・将来負担比率等は、県下14市で比較すると依然として下位に位置しています。また、普通交付税の縮減や熊本地震等の影響から、経常収支比率も大幅に悪化し、財政構造の弾力性を失いつつあります。財政調整基金が約8億5千万円減少した一方、これまで減少していた地方債現在高が約2億2千万円の増加に転じ、確実に財政状況は悪化の傾向にあります。 このような財政状況の中でも市民の皆様の1日も早い生活の再建を目指し、インフラの整備や生活の基盤となる産業の振興、教育・保健・医療・福祉などの分野において、近隣市町などの関係機関と連携を密とした宇城圏域の復興に努めてまいります。 このため平成30年度は、本市が目指す将来都市像「ちょうどいい!住みやすさを実感できる都市・宇城」の実現に向けたまちづくりとして復興する、育てる、住み続ける、持続する、選ばれる、活躍するの各まちづくりの施策分野について重点的に取り組んでまいります。 平成30年度重点施策。第2次宇城市総合計画及び予算編成に基づき、平成30年度の重点施策の概要について申し上げます。 まず、復興するまちづくりについてです。宇城市においては、熊本地震で多くの家屋等の被害、農業施設、企業や事業所、店舗等が被災し、生活基盤や地場産業に甚大な被害を受けましたが、発災後約2年が経過し、国や県及び関係機関から多大なる御支援を頂き、ライフラインやインフラの復旧についてはほぼ完了することができました。しかしながら、今後国や県からの支援が先細りしていく中で、市民の皆様の自立生活再建が本格化していきます。行政としても、今後も引き続き仮設住宅入居者及びみなし仮設住宅入居者などの恒久的な住まいの確保や、被災者の生活見守り及び社会基盤の早期復興を順序良く着実に進めてまいります。具体的には、被災宅地復旧支援事業費として3億6,700万円、被災者生活再建支援システム導入費として200万円、過年度災害復旧事業費として1億9,600万円、文化財災害復旧工事費用として3,300万円、防災コミュニティ施設整備工事費として14億4,400万円、防災倉庫施設整備工事費として1億2,400万円を今回の当初予算で計上しております。 次に、2、育てるまちづくりについてです。本市の宝である次世代を担う子どもたちが、将来にわたり主体的かつ社会の変化に柔軟に対応していくための幅広い知識と教養を身に付け、豊かな人間性と健やかな身体をつくり、たくましく成長できる教育環境と子育て支援が充実したまちづくりを進めます。特に学校給食センターの整備においては、安心安全な給食提供のため衛生管理に関する基本的要件を満たした施設とし、食の安全性確保と効率的な学校給食の運営を行います。具体的には小中学校のパソコン更新費用として6,500万円、学校給食センター新設費用として23億9,200万円、松橋中学校体育館改築工事費用として11億5,400万円、放課後子ども環境整備事業費として1,200万円を計上しております。 次に、3、住み続けるまちづくりについてです。全ての市民が、ちょうどいい!住みやすさを実感できる各種行政サービスや生活環境の整備、そして防災対策や防犯対策の向上を図ることで、将来にわたって安全で安心して住み続けられるまちづくりを引き続き進めます。昨今、少子高齢化が進行している中で、市民の皆様が自助・共助・公助の視点に立ち、市を挙げて震災からの完全復興を果たすために、共に支え合う地域の実現を目指します。また、市民の健康管理のため、食をとおして糖尿病を予防するために食事の順番を見直し、野菜から摂取するさしより野菜事業に市を挙げて取り組むとともに、食品ロスをなくす取組である30・10運動を推奨します。具体的には、行政区管理防犯灯LED交換費として3,600万円、防災行政無線デジタル化実施設計業務委託費として1,100万円、さしより野菜事業事務費として100万円、特定不妊治療費補助事業費として300万円、ピロリ菌検査業務委託費として3,600万円を計上しております。 次に、4、持続するまちづくりについてです。熊本地震からの完全復興を果たすためには、産業の振興が欠かせません。農地・緑地の保全や少子高齢化に対応するため、生活に必要な機能を中心部に集めるコンパクトシティの形成、また継続的な移住者の受け入れを可能にする産業基盤や幹線道路網の整備など、都市基盤の強化に重点的に取り組みます。具体的には、長崎久具線改良事業費として5億1,600万円、戸馳大橋架替事業費として11億6,100万円、生産総合事業補助費として1億3,100万円、県営湛水防除事業補助費として1億3,700万円、ふるさとテレワーク推進事業補助費として2,000万円を計上しております。 次に、5、選ばれるまちづくりについてです。将来にわたって豊かで安心できる生活のためには、持続的発展が不可欠であるため、交流人口や移住・定住者の増加、ちょうどいい!と実感できる環境や基盤の整備を行ってまいります。そして本市ブランドの確立と向上に向けた戦略的な取組を行います。また、観光分野においては、交流人口の拡大が農林水産業や商工業などの地域経済に広く波及し、ひいては雇用の創出にもつながることから、来訪者の動向をしっかりと見極めながら、ターゲットを絞り込んだ観光施策を展開してまいります。具体的には、地方バス運行等特別対策補助費として1億600万円、地域間交流施設(金桁温泉)建設工事費として1億円、多面的機能支払事業補助費として1億9,400万円、三角西港の管理保全事業費として1,100万円、シェアリング回遊観光モデル構築業務委託費として1,000万円を計上しております。 最後に、6、活躍するまちづくりについてです。様々な交流の機会や住民が主役となるまちづくり活動コミュニティビジネスなど、全ての市民がまちづくりの担い手とて参画する機会の創出することにより、障がいのある人や定年を迎えた高齢者層、子育てが一段落した女性、若者などがまちづくりの担い手として活躍できる環境整備を進めます。具体的には、地方創生推進交付金事業費として5,000万円、松橋総合体育文化センター大規模改修工事費として6億5,000万円、男女共同参画事業推進費として100万円、総合型地域スポーツクラブ推進費として3,400万円を計上しております。 終わりに、熊本地震発災から約2年が経過し、ライフライン等の復旧はおおむね完了しましたが、市民生活の再建が本格化してくる今後、合併自治体の宿命である地方交付税一本算定が間近に迫っています。熊本地震からの復興に全力で取り組むことが必要なこの時期に、合併特例債の期限について各方面からの御尽力により延長の法制化に何とかめどが立ちそうな状況であることは、一筋の光明ではないかと思います。 また、人口減少・超少子高齢化などの問題を抱え、地方自治体の運営はますます厳しさを増すばかりです。合併以降、公共施設の統廃合、職員数の削減、事務事業の民間委託を断腸の思いで実行したことにより、市の財政状況の下降傾向にも一定の歯止めが掛かったものと確信しております。宇城市の未来のためにも行財政改革は引き続き進めてまいる所存であります。 以上、平成30年度の重要施策と予算の概要を申し上げました。市議会におかれましては、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げて、私の施政方針といたします。 ○議長(入江学君) これで、施政方針についてを終わります。             -------○------- △日程第5  議案第2号  平成29年度宇城市一般会計補正予算(第6号) △日程第6  議案第3号  平成29年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) △日程第7  議案第4号  平成29年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号) △日程第8  議案第5号  平成29年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号) △日程第9  議案第6号  平成29年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
    △日程第10 議案第7号  平成29年度宇城市水道事業会計補正予算(第3号) △日程第11 議案第8号  平成29年度宇城市下水道事業会計補正予算(第4号) △日程第12 議案第9号  平成29年度宇城市民病院事業会計補正予算(第2号) △日程第13 議案第10号 工事請負契約の変更契約の締結について(黒崎内潟線(戸馳大橋)補助金(P1橋脚)工事) △日程第14 議案第11号 宇城市特別職の非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第15 議案第12号 宇城市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第16 議案第13号 宇城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について △日程第17 議案第14号 宇城市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第18 議案第15号 宇城市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について △日程第19 議案第16号 宇城市社会福祉振興基金条例の一部を改正する条例の制定について △日程第20 議案第17号 宇城市放課後児童健全育成事業利用者負担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について △日程第21 議案第18号 宇城市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について △日程第22 議案第19号 宇城市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について △日程第23 議案第20号 宇城市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について △日程第24 議案第21号 宇城市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について △日程第25 議案第22号 宇城市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について △日程第26 議案第23号 宇城市企業振興促進条例の一部を改正する条例の制定について △日程第27 議案第24号 宇城市ビジネスサポートセンター条例の制定について △日程第28 議案第25号 宇城市いじめ防止対策推進法施行条例の制定について △日程第29 議案第26号 宇城市立図書館条例の一部を改正する条例の制定について △日程第30 議案第27号 工事請負契約の変更契約の締結について(長崎久具線交付金橋梁下部工(A1・P1)工事) △日程第31 議案第28号 建設事業に関する基本協定書の変更協定の締結について △日程第32 議案第29号 宇城市市道路線の廃止について △日程第33 議案第30号 宇城市市道路線の認定について △日程第34 議案第31号 和解及び損害賠償の額の決定について △日程第35 議案第32号 平成30年度宇城市一般会計予算 △日程第36 議案第33号 平成30年度宇城市国民健康保険特別会計予算 △日程第37 議案第34号 平成30年度宇城市後期高齢者医療特別会計予算 △日程第38 議案第35号 平成30年度宇城市介護保険特別会計予算 △日程第39 議案第36号 平成30年度宇城市奨学金特別会計予算 △日程第40 議案第37号 平成30年度宇城市簡易水道事業特別会計予算 △日程第41 議案第38号 平成30年度宇城市水道事業会計予算 △日程第42 議案第39号 平成30年度宇城市下水道事業会計予算 △日程第43 議案第40号 平成30年度宇城市民病院事業会計予算 △日程第44 同意第1号  教育長の任命について(平岡 和徳氏) ○議長(入江学君) 日程第5、議案第2号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第6号)から、日程第44、同意第1号教育長の任命について(平岡和徳氏)までを一括議題とします。市長から一括して提案理由の説明を求めます。 ◎市長(守田憲史君) 平成30年第1回宇城市議会定例会で大変お世話になります。 今回提出します議案としまして、まず予算案件8件です。平成29年度宇城市一般会計補正予算(第6号)をはじめ、平成29年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、平成29年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)、平成29年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号)、平成29年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)、平成29年度宇城市水道事業会計補正予算(第3号)、平成29年度宇城市下水道事業会計補正予算(第4号)、平成29年度宇城市民病院事業会計補正予算(第2号)。以上、補正予算8件です。 次に、その他案件です。1件です。工事請負契約の変更契約の締結についてです。内容は、戸馳大橋補助金工事の変更契約についてです。 次に、条例案件です。16件あります。宇城市特別職の非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正合わせ16件です。16件の内容は条例の制定3件、条例の一部改正13件になっています。 次に、その他案件です。工事請負契約の変更契約の締結についてであります。具体的には、長崎久具線交付金橋梁下部工工事の変更契約であります。それを合わせ5件です。平成30年度当初予算です。一般会計を含め9件です。 最後に、同意案件として教育長の任命についてであります。合計40件の議案提出、そして審議をお願いすることになります。 予算案件につきましては、平成30年度宇城市一般会計予算につきましては、歳入歳出の予算額を363億7,876万7千円とするものでございます。 詳細につきましては、関係部長から説明いたします。40の議案提出です。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 提案理由の説明が終わりました。 これから、議案ごとの詳細説明を求めます。 まず、議案第2号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第6号)の詳細説明を求めます。 ◎総務部長(本間健郎君) お手元に宇城市各会計補正予算書というのが配布されているかと思います。それの1ページ目をお願いします。 それでは、議案第2号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第6号)について説明いたします。1ページ目の第1条で歳入歳出予算の総額に21億9,092万7千円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を406億9,284万8千円といたしております。今回の補正につきましては、平成29年度の国の補正予算第1号関連事業費の増額でございまして、被災者の方々の1日も早い生活再建と熊本地震からの復興につながるよう積極的に取り組むため、早急な予算対応を行うものでございます。 また、基本的に最終補正でございますので、歳入歳出全般にわたり収入支出を見込みを精査し、所要の金額を増減している状況でございます。 3ページをお願いいたします。主な歳入の費目では、県支出金の県補助金で17億9,700万円余、市債で17億300万円余などを増額している状況でございます。 5ページをお願いいたします。主な歳出費目では、土木費の住宅費で28億3,300万円余、消防費で2億7,500万円余、それと教育費の学校給食費で23億7,300万円余りを増額している状況でございます。 7ページをお願いいたします。第2表の継続費補正でございます。黒崎内潟線戸馳大橋架替事業(上部工)を紙面のとおり変更している状況でございます。 下段の8ページですけれども、第3表繰越明許費の補正にございます。1の追加で空調機電力自動制御装置設置事業ほか34件を追加しております。 9ページをお願いいたします。9ページの下の2番の変更でございます。道路新設改良補助事業を紙面のとおり変更している状況でございます。 10ページが、第4表で債務負担行為の補正になります。1の追加で、中央公民館警備保安業務委託を追加しております。2の変更で、中央公民館エレベーター保守点検業務委託ほか2件を紙面のとおり変更しております。 11ページをお願いいたします。第5表地方債補正になります。1の追加で、歳入欠かん債を追加いたしております。2の変更では、災害廃棄物処理事業費ほか28件の起債限度額を紙面のとおり変更いたしております。 それでは、歳出の主なものとその特定財源について御説明いたします。38ページをお願いしたいと思います。款3民生費、項4児童福祉費、目3子ども・子育て支援費、節19負担金補助及び交付金で5,325万8千円を増額しております。工程価格単価改正等に伴います私立保育所運営費負担金が主なものでございます。 飛びまして47ページをお願いいたします。款5農林水産業費、項1農業費、目16湛水防除事業費、節19負担金補助及び交付金で9,366万5千円を増額しております。国の補正予算に伴うもので、県営湛水防除事業負担金が主なものでございます。特定財源といたしまして、市債の農地等防災保全整備事業債8,960万円を充当いたしております。 51ページをお願いいたします。款7土木費、項2道路橋りょう費、目3道路新設改良費、節13委託料で3,882万円、節15工事請負費で3,100万円、節17公有財産購入費で700万円を増額しております。これも国の補正予算に伴います都市防災総合推進事業費、復興まちづくり事業ですけれども、これが主な増額要因でございます。特定財源といたしまして、国庫支出金の都市計画費補助金と道路橋りょう費補助金合わせて4,960万2千円と市債の補助道路橋りょう整備事業債2,040万円を充当している状況でございます。 54ページをお願いいたします。款7土木費、項6住宅費、目2住宅建設費、節13委託料で9,958万円。 次の55ページの節15工事請負費で1億円、節17公有財産購入費で26億4千万円を増額いたしております。これも国の補正予算に伴います災害公営住宅建設事業費でございます。特定財源といたしまして、県支出金の住宅費補助金19億5千万円、繰入金の平成28年度熊本地震復興基金繰入金1億2千万円、市債の公営住宅整備事業債6億5千万円を充当いたしております。 56ページをお願いいたします。款8消防費、項1消防費、目3災害対策費、節13委託料で1億1,950万2千円。節15工事請負費で1億6,400万円を増額いたしております。国の補正予算に伴います防災コミュニティ等建設事業費でございます。特定財源といたしまして、国の支出金の都市計画費補助金1億3,193万6千円、市債の防災コミュニティ施設整備事業債1億4,720万円を充当いたしております。 66ページをお願いします。款9教育費、項8学校給食費、目5給食センター建設費、節15工事請負費で18億円。節18備品購入費で5億8,320万円を増額しております。国補正予算に伴います学校給食センター建設工事費でございます。特定財源といたしまして、国支出金の学校給食センター整備費補助金6,596万3千円、市債の学校給食施設整備事業債22億540万円を充当いたしております。 以上で歳出の予算の説明を終わります。 続いて、歳入予算の説明をいたします。特定財源につきましては、歳出予算の説明の中で一部説明いたしておりますので、一般財源の主なものを中心に説明いたします。 15ページに戻っていただきたいと思います。款6地方消費税交付金、目も同一でございますけれども、この部分で6,737万7千円を増額いたしております。実績を踏まえて増収を見込んだものでございます。 22ページをお願いいたします。下の方ですけれども、款18繰入金、項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金で補正予算の財源調整のために3億2,743万1千円を減額いたしまして、補正後の財政調整基金の繰入金の総額を7億4,013万8千円といたしているところでございます。 以上で、平成29年度一般会計補正予算(第6号)の詳細説明を終わります。 ○議長(入江学君) 議案2号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第3号平成29年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)及び議案第4号平成29年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)の詳細説明を求めます。 ◎市民環境部長(松本秀幸君) それでは、議案第3号国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について説明申し上げます。 ただいまの補正予算書の101ページをお願いいたします。今回の補正は、第1条、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ2億8,298万2千円を減額し、それぞれ98億6,449万3千円とするものでございます。 まず、歳入を説明しますので、106ページをお開きください。款1国民健康保険税は熊本地震に係る減免措置等により5,500万円余を減額するものでございます。 次のページをお願いいたします。款3国庫支出金、款4療養給付費等交付金、款5前期高齢者交付金、次のページになりますが、款7共同事業交付金、それぞれの増額減額につきましては、いずれも交付申請額や決定通知等による調整でございます。 次に歳出です。109ページをお願いいたします。款2保険給付費、項1療養諸費1億1,100万円余の増額及び項2高額療養費1億6,800万円余の減額は、これまでの伸び率を基にしました年度末の見込みにより補正するものでございます。なお熊本地震被災者に対します一部負担金につきましては、国10分の8、県10分の2での財政支援により昨年9月まで免除されたところでございます。 次のページになります。款3後期高齢者支援金等及び款7共同事業拠出金の減額は、歳入同様決定通知による調整でございます。 以上で議案第3号の説明を終わります。 続きまして、議案第4号後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)について説明申し上げます。201ページをお願いいたします。今回の補正は、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ3,454万8千円を減額し、それぞれ7億11万7千円とするものでございます。 まず、歳入から説明いたします。206ページをお願いします。款1後期高齢者医療保険料の目1特別徴収保険料約4,680万円の減額及び目2普通徴収保険料約1,780万円の増額は、保険料決定によるものでございます。款4繰入金、目1保険基盤安定事業繰入金約560万円の減額は、軽減対象者数の減によるものでございます。 続きまして、歳出は次ページになります。款2後期高齢者医療広域連合納付金約3,460万円の減額は、保険料決定による保険料負担金2,900万円余の減額及び保険基盤安定負担金約560万円の減額でございます。 以上で、議案第4号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議案第3号及び議案第4号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第5号平成29年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号)の詳細説明を求めます。 ◎健康福祉部長(清成晃正君) それでは、議案第5号介護保険特別会計補正予算(第3号)について詳細説明をいたします。 同じく予算書の301ページをお開きください。第1条、歳入歳出予算の総額から、それぞれ7,342万6千円を減額し、総額をそれぞれ68億3,912万8千円とするものです。 それでは歳出により説明申し上げます。308ページをお開きください。款1総務費、項3介護認定審査会費、目1認定調査等費、節12役務費、これは主治医意見書作成手数料の減額でございます。実績見込みにより減額するものです。次に、款2保険給付費、項1保険給付費、目1審査支払手数料から、次のページ目6特定入所者介護サービス等費の増減額については、実績見込みによるものです。 続きまして309ページ。項2地域支援事業費、目1介護予防・生活支援サービス事業費から、目3包括的支援事業・任意事業費の増減額については、それぞれ実績見込みによるものでございます。 歳入については、歳出で説明しましたとおり実績見込みに伴うものでございます。以上で補正予算(第3号)の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議案第5号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第6号平成29年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)から議案第8号平成29年度宇城市下水道事業会計補正予算(第4号)までの詳細説明を求めます。 ◎土木部長(成田正博君) 議案第6号平成29年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について詳細説明を申し上げます。 補正予算書の501ページをお願いします。第1条、歳入歳出予算の補正です。歳入歳出予算の総額から、それぞれ1,282万9千円を減額し、総額をそれぞれ2億549万2千円としています。 506ページをお願いします。歳入歳出補正予算事項別明細書、2の歳入です。款5繰入金、項1繰入金、目1繰入金1,132万9千円を減額し、款7諸収入、項2受託事業収入、目1受託事業収入150万円を減額しております。いずれも決算見込みによる減額です。 507ページをお願いいたします。3の歳出です。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費を132万9千円減額しております。主に節13委託料の実績に応じた減額です。款2建設改良費、項1施設改良費、目1施設改良費、1千万円の減額です。簡易水道施設改良等工事の施工実績による減額です。以上で詳細説明を終わります。 続きまして議案第7号平成29年度宇城市水道事業会計補正予算(第3号)について説明を申し上げます。補正予算書の601ページをお願いします。第2条、収益的収入及び支出の補正です。収益的収入の第1款既決予定額から1千万円を減額し、総額を11億676万8千円とし、収益的支出については既決予定額から1,714万3千円を減額し、支出予算の総額を10億6,321万7千円としています。 602ページをお願いします。第3条、資本的収入及び支出の補正になります。資本的収入の既決予定額から8,504万円を減額し、収入予算の総額を2億247万3千円とし、資本的支出については既決予定額から9,719万円を減額し、支出予算の総額を6億356万円としています。 607ページの宇城市水道事業会計補正予算(第3号)明細書をお願いいたします。まず、収益的収入から説明申し上げます。款1水道事業収益、項1営業収益、目2受託工事収益1千万円を減額しております。実績による減額です。 608ページをお願いします。支出になります。款1水道事業費用、項1営業費用1,714万円余の減額となります。主なものとしまして、目3受託工事費1千万円の減額です。 続きまして、610ページをお願いします。資本的収入です。款1資本的収入、項1企業債、目1建設改良企業債8千万円の減額です。戸馳大橋水道管移設に伴います工事費変更に伴うものです。 611ページをお願いします。資本的支出です。款1資本的支出、項1建設改良費9,719万円を減額しております。主なものは、目2施設改良費8,600万円の減額です。以上で詳細説明を終わります。 続きまして、議案第8号平成29年度宇城市下水道事業会計補正予算(第4号)について説明を申し上げます。補正予算書の701ページをお願いします。第2条収益的収入及び支出の補正です。収入の第1款既決予定額から1,502万9千円を減額し、総額を14億690万4千円とするものです。また、支出の第1款下水道事業費用の既決予定額から4,260万8千円を減額し、支出総額を14億5,544万円とするものです。 702ページをお願いします。第3条は、資本的収入及び支出の補正です。収入の第1款既決予定額から1,927万7千円を減額し、総額を4億1,253万7千円とするものです。支出では、第1款資本的支出の既決予定額から3,563万1千円を減額し、支出予算総額を8億3,647万円としております。 703ページをお願いします。第4条、企業債の限度額を記載のとおり減額をしております。 少し飛びまして、708ページをお願いします。補正予算(第4号)の明細書になります。収益的収入で、款1下水道事業収益、項1営業収益、目1下水道使用料を1,290万円減額しています。これは熊本地震の影響もありまして、当初計上見込みの使用料が伸びなかったことによるものでございます。 次に709ページをお願いします。収益的支出です。款1下水道事業費用、項1営業費用、目2処理場費2,661万円を減額しております。維持管理費用の実績によるものでございます。 次に711ページをお願いいたします。項2営業外費用、目1支払利息、4事業に合わせまして555万5千円を減額しております。 次のページをお願いいたします。資本的収入及び支出で収入から説明をします。款1資本的収入、項1企業債、目1建設改良企業債2,720万円を減額しております。事業費減によるものでございます。項3分担金及び負担金、目1分担金及び負担金532万3千円の増額です。 713ページをお願いします。資本的支出で、款1資本的支出、項1建設改良費、目1施設建設費で2,724万円余を減額しています。主なものとしまして、水道施設移転補償費等1,660万円で該当する移設工事が少なかったための減額でございます。同じく目2施設改良費、節26委託料838万6千円減額をしております。事業費確定による減額です。資本的支出合計で3,563万円余を減額しております。 以上で詳細説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議案第6号から議案第8号までの詳細説明が終わりました。 次に、議案第9号平成29年度宇城市民病院事業会計補正予算(第2号)の詳細説明を求めます。 ◎市民病院事務長(吉澤和弘君) 議案第9号平成29年度宇城市民病院事業会計補正予算(第2号)について、詳細説明を申し上げます。 補正予算書の801ページをお開きください。第2条です。収益的収入及び支出の補正になります。まず収入です。第1款病院事業収益を補正予定額合計で76万9千円を増額し、病院事業収益の総額を5億276万5千円とするものです。次に支出です。第1款病院事業費用補正予定額合計で319万8千円を減額し、病院事業費用総額を5億114万4千円とするものです。 次の802ページをお開きください。第3条です。資本的収入及び支出を補正するものです。条文では資本的収支における不足額の補填内容を説明しております。まず、収入です。第1款資本的収入を補正予定額507万円減額し、資本的収入総額を1,821万8千円とするものです。次に支出です。第1款資本的支出を補正予定額合計で255万2千円減額し、資本的支出総額を2,226万円とするものです。第4条は債務負担行為の限度額を1件変更するものです。 次の803ページです。第5条は、企業債の限度額を変更するもので、対象事業の減額により借入限度額を1,590万円から1,120万円に変更するものです。第6条及び次の第7条については説明を省略させていただきます。 補正の内容です。811ページをお開きください。補正予算(第2号)の明細書になります。収益的収入及び支出の収入の補正明細です。決算見込みによりまして、一般会計からの繰入れになります。項1医業収益、目4他会計負担金、項2医業外収益、目2他会計負担金及び目3他会計補助金を補正するものです。 812ページをお開きください。収益的収入及び支出での支出補正明細です。こちらも決算を見込んでの補正になります。項1病院事業費用、目1給与費から目6研究研修費を補正しております。 813ページになります。同じく決算を見込んで消費税経理に伴います項2医業外費用、目3消費税及び地方消費税及び目4雑損失を補正しております。 814ページをお開きください。資本的収入及び支出の収入明細になります。補助対象でありました医療機器の購入額の減により、項1企業債、目1建設改良企業債及び項4補助金の目1国庫補助金を減額しております。 815ページになります。資本的収入及び支出の支出明細になります。収入補正と同じく、補助対象でありました医療機器の購入額の減により、項1建設改良費、目2有形固定資産購入費を減額しております。 以上で議案第9号の詳細説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(入江学君) 議案第9号の詳細説明が終わりました。 ここでしばらく休憩します。             -------○-------               休憩 午前11時04分               再開 午前11時20分             -------○------- ○議長(入江学君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。 まず、総務部長から発言の申し出がありますので、これを許可します。 ◎総務部長(本間健郎君) 先ほど、議案第2号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第6号)について御説明いたしたところですけれども、一部訂正がございますので訂正させていただきます。 お手元に正誤表というのと、1枚紙で歳入歳出補正予算事項別明細書というのが配られているかと思います。補正予算書ではお手数掛けますけれども、このつづられている補正予算書の中の13ページになります。この13ページのところの款18繰入金の補正額が正誤表のとおり、お手元の方が2億743万1千円その影響で合計欄が変わっていると。トータルも21億9,092万7千円と補正額がお手元の1枚紙の方がなっているかと思います。つづられている方が若干修正前の差し替えをし損なったという状況でございまして、皆様方に御迷惑掛けますけれども訂正し、おわび申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 次に、議案第10号工事請負契約の変更契約の締結について(黒崎内潟線(戸馳大橋)補助金(P1橋脚)工事)の詳細説明を求めます。 ◎土木部長(成田正博君) 議案10号工事請負契約の変更契約の締結について詳細説明を申し上げます。 議案集4ページと説明資料3ページと4ページをお願いいたします。今回議案として工事請負変更契約締結の議決をお願いしますのは、黒崎内潟線(戸馳大橋)補助金(P1橋脚)工事で、内容としましては橋脚工事の仮設工が減となったことに起因するものでございます。当初国道266号から工事車両進入箇所は幅6㍍の作業構台を計画しておりましたが、道路管理者であります熊本県との協議を経て、工事車両の出入りに事故防止のための安全対策の実施が必要となりました。進入幅を広くすること、車両混雑時に車両待機や回転スペースを確保するためにA1橋台の周辺に仮設盛土ヤードを造成し、安全対策を図ることで盛度区間の作業構台、仮桟橋の一部が減となり事業費が減額となったものでございます。 以上が変更の主な内容でございます。説明資料としまして、公共工事請負変更仮契約書及び一般図を添付しております。工事名黒崎内潟線(戸馳大橋)補助金(P1橋脚)工事、今回変更減額472万8,149円、現請負金額4億3,740万円、変更請負金額4億3,267万1,851円。いずれも税込みでございます。契約の相手方住所でございますが、熊本県熊本市中央区神水二丁目2番2号、名称としましてオリ白・三洲建設工事共同企業体、代表者氏名所長井手啓雄。 以上で議案第10号の詳細説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議案第10号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第11号宇城市特別職の非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第12号宇城市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての詳細説明を求めます。 ◎総務部長(本間健郎君) それでは、議案第11号宇城市特別職の非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明いたします。議案集で5ページになります。説明資料集でも5ページになります。御覧いただきたいと思います。 本案は地方公務員法及び地方自治法の改正に伴いまして、特別職非常勤職員の任用の厳格化を図るために改正を行うものでございます。特別職非常勤職員で現実的に労働性の高い職種については、改正地方公務員法で特別職に望ましくないとされておりますので、一般職に移行させるものでございます。具体的な職種につきましては、説明資料の5ページに書いてありますとおり、社会教育指導員から消費生活相談員までを特別職から除外する条例改正になります。よろしくお願いします。 議案第12号宇城市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。議案集はその次の6ページ、資料集につきましても6ページになります。 本案は、地縁による団体の認可制度が設けられる以前にということで、地縁団体制度が設けられる前には、墓地や公民館敷地などの土地の登記名義人を便宜上寄附行為等によって市町村名義にしてきた経緯がございます。市が所有している財産において、墓地や公民館敷地等を本来の所有者、管理者に返還するために自治会等が土地を管理している普通財産について自治会等が認可地縁団体という場合には、認可地縁団体へ譲渡することができるよう条例第3条に第5号を加えるものでございます。 以上で説明を終わります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(入江学君) 議案第11号及び議案第12号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第13号宇城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第15号宇城市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてまでの詳細説明を求めます。 ◎市民環境部長(松本秀幸君) それでは、議案第13号国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について説明申し上げます。 議案集の7ページ、説明資料は7ページと8ページを御覧ください。平成27年5月に交付されました持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律の施行を受け、本年4月以降県と市町村が一体となって国保の事業運営を行うことになりました。これを受け、市町村が担う事務の標準化や効率化、広域化が推進できるよう県と市町村が国保を共同運営するための統一的な方針といたしまして、熊本県国民健康保険運営方針が先般定められたところでございます。この運営方針において、市町村事務の標準化を図るために被保険者資格の適用除外規定の統一が明記されましたので、他の文言改正と合わせまして今回一部改正するものでございます。以上で、議案第13号の説明を終わります。 続きまして、議案第14号後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。議案集の8ページと9ページ、説明資料は9ページと10ページになります。 本案は、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正に伴い、住所地特例の取り扱いで条例の一部改正が必要となりましたので提案するものでございます。国保・後期の資格の適用は住所地で行うことを原則としておりますが、施設等に入所して住所が移った被保険者は、住所地特例を設けて前住所地の被保険者としております。しかし現行制度では、住所地特例者が75歳年齢到達または障害認定等の理由により国保から後期に加入する場合、後期の住所地特例が適用されないため、施設所在地の広域連合が保険者となっております。この取り扱いを現に国保の住所地特例を受けている被保険者が、後期の資格を取得した場合に、それまで適用を受けていた国保を運営している市町村の加入します後期高齢者医療広域連合が保険者となるよう見直されるものでございます。なお、今回の法改正は、平成30年度以降新たに後期高齢者医療制度の被保険者となるものから適用されるところでございます。以上で議案第14号の説明を終わります。 続きまして、議案第15号国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてです。議案集の10ページから12ページ、説明資料は11ページから18ページになります。 ただいまの議案第13号国民健康保険条例の一部改正でも御説明しましたように、平成30年度から国保の都道府県化がいよいよ実施されることになりました。新たな制度では、県は市町村へ保険給付に要する費用を全額交付し、市町村は県が決定します国民健康保険事業費納付金を納付するため、県から示されます市町村ごとの標準保険料率を基に税率を決定し、保険税を賦課徴収することになります。本案は国民健康保険制度改革に伴い、第2条の課税額に国民健康保険事業費納付金の納付に要する費用の規定を追加するとともに、県から示されました平成30年度の市町村別国民健康保険事業費納付金及び標準保険料率を基にいたしまして、保険税率を改正するものでございます。なお、県内他市との均衡を図るため本市独自の軽減策を講じた上で、具体的には国保の財政調整基金から6,000万円弱を繰入れたところで税率改正を行うよう一部改正するものでございます。数字的には、議長のお許しを頂きお手元にお配りしておりますこちらの資料を御覧いただきたいと思います。上段の医療分、後期高齢者支援分、介護分合計で現行の所得割14.05%を13%に、均等割4万8,800円を4万8,000円に、平等割3万7,800円を2万5,900円に改めるものでございます。以上で、議案第15号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議案第13号から議案第15号までの詳細説明が終わりました。 次に、議案第16号宇城市社会福祉振興基金条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第22号宇城市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定についてまでの詳細説明を求めます。 ◎健康福祉部長(清成晃正君) それでは、議案第16号社会福祉振興基金条例の一部を改正する条例の制定について詳細説明いたします。 議案集は13ページ、説明資料は19ページです。説明資料の19ページにありますように現行の運用ということで、第1条、これでは高齢者、障害者、健康づくりの増進等の財源に充てることに限定されており、子育て支援等の経費の財源に充てることはできません。しかしながら、本市が策定した子ども・子育て支援事業計画推進のためには、待機児童対策をはじめとした子育て環境の整備は必要不可欠でございます。このような状況を踏まえ、児童福祉の向上のための財源にも充てることができるよう改正するものです。 次に、議案第17号宇城市放課後児童健全育成事業利用者負担金徴収条例の一部を改正する条例の制定についての詳細説明をいたします。議案集は14ページ、説明資料は20ページとなります。現在、市の学童保育所は保護者運営9か所、社会福祉法人4か所、それと市直営2か所の15か所で実施しております。利用者の負担額は、保護者運営、法人運営共に運営規定により定められていますが、市直営2か所との利用者負担額に差異が生じている状況でございます。そのため、運用に係る経費等状況に応じた利用者負担額にするために、月額利用料の改定を行うものです。また、児童福祉法の適用条文の改正に伴い条例の一部を改正する必要が生じましたので併せて行うものです。 次に、議案第18号宇城市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についての詳細説明をいたします。議案集15ページ、説明資料は21ページです。今回、平成30年度から平成32年度までの3か年の保険料を定めるものでございます。説明資料21ページの真ん中ほど、(5)現行が7万2千円これは年額の条例制定になっていますが、これを7万5,600円これが基準額です。月額になおしますと、現在の月額6,000円から6,300円に改定するものでございます。所得に応じた10段階は同様でございます。 続きまして、議案第19号宇城市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について詳細説明をいたします。議案集17ページ、説明資料24ページとなります。宇城市三角老人福祉センターは、平成28年6月の集中豪雨による浸水被害により、使用に耐えがたい状態に陥り、また、老朽化が進んでいる施設でありますので廃止するものです。 次に、議案第20号宇城市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について詳細説明をいたします。議案集18ページから25ページとなります。説明資料が25ページから52ページになりますが、要点だけ説明申し上げます。今回の改正は、国の介護保険法に基づく基準省令の改正が行われましたので、改正する必要が生じたものです。主に、訪問系サービスは、オペレーターに掛かる基準の見直し、介護連携推進会議の開催頻度の緩和、地域へのサービス提供の推進ということでなっております。通所系サービスは、定員数の見直し、多機能型サービスは、指定に関する基準の緩和やサテライト型事業所の創設、居住系施設系サービスは、身体的拘束等の更なる適正化に向けた基準見直し等でございます。そのような中で文言等の改正も行っております。 次に、議案第21号宇城市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての詳細説明をいたします。議案集は26ページから、説明資料は53ページから57ページになります。これも国の介護保険法に基づく基準省令の改正が行われましたので改正する必要が生じたものです。これも要点だけ説明申し上げます。主に、訪問系サービスの定員数の見直し、居住系サービスの身体的拘束等との更なる適正化に向けた基準見直し等でございます。 続きまして、議案第22号宇城市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について詳細説明をいたします。議案集の28ページから41ページまでになっております。これは、平成30年4月1日から居宅介護支援事業所の指導監督権限が県から市町村に移譲されるため、条例の制定が必要になったものでございます。現在、市で指導監督しています事業者数が大体46事業所、それで今回権限移譲される事業数が大体25事業所となる見込みでございます。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議案第16号から議案第22号までの詳細説明が終わりました。 次に、議案第23号宇城市企業振興促進条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第24号宇城市ビジネスサポートセンター条例の制定についての詳細説明を求めます。 ◎経済部長(吉田裕次君) 議案第23号宇城市企業振興促進条例の一部を改正する条例の制定について説明申し上げます。議案集の42ページと43ページ、説明資料は58ページと59ページを御覧ください。宇城市企業振興促進条例については、本市産業の振興と雇用の機会の拡大に寄与することを目的に、平成21年4月より施行しておりますが、第2条の新規雇用者の定義や第4条別表による雇用奨励金の交付要件についての規定が曖昧で運用に支障が生じているため、明文化する必要があります。これがこの議案を提出する理由であります。以上で、議案第23号の説明を終わります。 続きまして、議案第24号宇城市ビジネスサポートセンター条例の制定について説明申し上げます。議案集の44ページから50ページを御覧ください。本市では地域の稼ぐ力を高め、良質な雇用を創出することを目標に地方創生拠点整備交付金を活用し、宇城市小川町江頭にビジネスサポートセンターの整備を進めており、本年4月からの供用開始を予定しています。この施設は起業・創業に向けた打ち合わせやセミナー等に利用できる共有スペースのほか、企業等のサテライトオフィス等として活用できるオフィススペース、また試験的に運用できるチャレンジショップやマルシェ、イベントが開催できる広場などを整備します。このビジネスサポートセンターを新たな仕事や雇用の創出及び本市産業の振興を図るための施設として位置づけ、適切な維持・管理を行う必要があることから、今般新たに地方自治法第96条、第1項、第1号の規定により条例を制定するものです。以上で、議案第24号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議案第23号及び議案第24号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第25号宇城市いじめ防止対策推進法施行条例の制定について及び議案第26号宇城市立図書館条例の一部を改正する条例の制定についての詳細説明を求めます。 ◎教育部長(緒方昭二君) 議案第25号宇城市いじめ防止対策推進法施行条例の制定につきまして詳細説明を申し上げます。 議案集51ページをお願いいたします。平成25年いじめ防止対策推進法が施行されています。この法律は、いじめを受けた児童等の教育を受ける権利を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるばかりでなく、その生命または又は身体に重大な危険を生じさせる恐れがあることに鑑み、いじめ防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進するため、基本理念を定め、国及び地方公共団体等の責務を明らかにし、並びにいじめの防止等のための対策に関する基本的な方針の策定について定めるとともに、いじめの防止等のための対策の基本となる軸を定めたものでございます。 この中で地方公共団体に対しては、地域の実情に応じたいじめ防止基本方針の策定に努めること、及び関係機関との連携を図るためのいじめ問題対策連絡協議会の設置が可能であること、教育委員会と連絡協議会が円滑な連携の下いじめ防止基本方針に基づきいじめ防止対策を実効的に行うため附属機関として必要な組織を置くことができること、さらに重大事態に対する調査の報告に対し地方公共団体の長による再調査を行う機関の設置について規定されましたことから提案するものでございます。第1条では、いじめ防止対策推進法の施行による関係する条例を制定する趣旨を掲げております。第2条では、法第14条第1項の規定によりまして、いじめ防止等に関する機関及び団体が連携や連絡調整のための宇城市いじめ問題対策連絡協議会を設置すること。第3条では、法第14条第3項の規定によりまして、宇城市いじめ防止基本方針に基づくいじめ防止のための対策について調査審議を行う宇城市いじめ防止対策審議会を設置すること。第4条では法第30条第2項の規定によりまして、重大事態が発生した旨の報告に対し、必要がある場合に、調査審議を行うための宇城市いじめ問題再調査委員会を設置すること。 52ページをお願いいたします。第5条ではこの条例の施行につきまして、別途定めて運用する旨を規定するものです。附則といたしましては、施行期日を本年4月1日からとすること。三つの組織に就任いただく委員の方々の報酬等を定めるため、宇城市特別職の非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正させていただきます。 議案等説明資料の60ページをお願いいたします。宇城市いじめ問題再調査委員会と宇城市いじめ防止対策審議会につきましては、日額2万円以内で市長が定める額とし、宇城市いじめ問題対策連絡協議会につきましては、日額1万1千円以内で市長が定める額とする旨を規定するものです。 続きまして、議案第26号宇城市立図書館条例の一部を改正する条例の制定につきまして詳細説明を申し上げます。議案集53ページをお願いいたします。現在三角図書館、中央図書館、小川図書館の3図書館と中央図書館豊野分館がございますが、今回の組織体制の見直しに伴い三角図書館を中央図書館三角分館に、小川図書館を中央図書館小川分館に、それぞれ改めたため不知火町の中央図書館に機能集約を図るため、宇城市立図書館条例の一部を改正する必要が生じましたので提案するものです。 説明は新旧対照表で行います。議案等説明資料の61ページをお願いいたします。まず、右側の宇城市立図書館条例現行欄第1条の表中、図書館の区分欄にあります宇城市立三角図書館及び宇城市立小川図書館について位置は現行のままとし、左側の改正案ではそれぞれ宇城市立中央図書館三角分館及び宇城市立中央図書館小川分館とします。次に、右側現行欄の名称中、宇城市立中央図書館(不知火図書館)を左側の改正欄では(不知火図書館)を削除いたします。 以上で詳細説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議案第25号及び議案第26号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第27号工事請負契約の変更契約の締結について(長崎久具線交付金橋梁下部工(A1・P1)工事)から議案第30号宇城市市道路線の認定についてまでの詳細説明を求めます。 ◎土木部長(成田正博君) 議案第27号工事請負契約の変更契約の締結について説明を申し上げます。 議案集の54ページと説明資料の62、63ページをお願いいたします。今回議案として工事請負変更契約締結の議決をお願いいたしますのは、長崎久具線交付金橋梁下部工(A1・P1)工事でございます。変更の内容といたしまして、国及び県より、平成29年1月通知の熊本地震の復興・復旧事業等における積算方法等に関する試行について、及び平成29年2月通知の平成29年3月から適用する公共工事設計労務単価についての運用に係る特例措置についての適用によるものでございます。説明資料は、公共工事請負変更仮契約書でございます。工事名長崎久具線交付金橋梁下部工(A1・P1)工事。今回変更増額666万1,879円、現請負金額2億3,112万円、変更契約金額2億3,778万1,879円税込みでございます。契約の相手方、住所、熊本県宇城市不知火町松合842番地、名称、株式会社中内土木、代表者、代表取締役福原弘次。以上で、議案第27号の詳細説明を終わります。 続きまして、議案第28号建設事業に関する基本協定書の変更協定の締結について説明を申し上げます。議案集の55ページ、説明資料の64ページから66ページになります。今回議案として、変更協定の締結議決をお願いしますのは、鹿児島本線松橋駅周辺整備事業に伴います鹿児島本線松橋駅構内自由通路等整備工事の基本協定です。今回の変更の主な内容としましては、負担金工事JRの管理施設となります駅舎の建築工事等の費用を約2,180万円の増額とし、受託工事宇城市の管理施設となります自由通路の土木工事等で約2,230万円の減額となり、差引合計で約56万円の減額となるものです。説明資料は、基本協定書変更第2回になります。協定名、基本協定書(変更第2回)、今回変更減額566,343円、現協定金額12億2,563万4千円、変更協定金額12億2,506万7,657円、契約の相手方、住所、福岡市博多区博多駅前三丁目25番21号、名称、九州旅客鉄道株式会社、代表者氏名、代表取締役青柳俊彦。以上で、議案第28号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第29号宇城市市道路線の廃止について説明を申し上げます。議案集の56ページ、説明資料の67、68ページをお願いいたします。道路法第10条及び第1項及び第2項の規定に基づく宇城市市道路線の廃止は、松橋地区の権現前線の1路線でございます。この路線は、自動車試験場跡地の多目的広場へのアクセス道路としまして、平成26年6月に路線認定を行ったものです。希望の里敷地と取り付けを行い、熊本南病院入口から希望の里敷地を経由しまして、国道3号までをつなぐ路線として整備をするため起点が変更になります。一旦廃止し、路線名を変更して再認定をお願いするものです。以上、市道路線の廃止についてよろしくお願いいたします。 続きまして、議案第30号宇城市市道路線の認定について説明を申し上げます。議案集の57ページをお願いいたします。説明資料は69、70ページをお願いします。道路法第8条第1項の規定に基づきまして、宇城市道と認定する路線は松橋地区の3路線でございます。いずれの路線も先ほど市道路線の廃止で申し上げました市道権現前線から希望の里敷地への取り付けを行い国道3号までの道路整備に伴うものでございます。希望の里1号線は、国道3号の交差点を起点としまして希望の里敷地を経由して熊本南病院入口まで一連の道路として、905㍍を路線名を変更して再認定するものでございます。希望の里2号線は、市営住宅希望の里団地付近の交差点から希望の里サン・アビリティーズの体育館、市民プールと熊本こすもす園の間を通ります周回道路して、365㍍を新規認定するものでございます。また希望の里3号線につきましては、交差点形状として道路構造令に規定する直角またはそれに近い角度での交差点を満たすために整備区間であります約80㍍を新規認定するものでございます。以上、市道路線の認定にあたり議会の議決を求めるものでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議案第27号から議案第30号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第31号和解及び損害賠償の額の決定についての詳細説明を求めます。 ◎教育部長(緒方昭二君) 議案第31号和解及び損害賠償の額の決定につきまして詳細説明を申し上げます。 議案集58ページをお願いします。宇城市小川地区コミュニティセンター機械警備業務委託につきましては、平成25年4月1日から平成30年3月31日までの5年間を履行機関として契約を行っておりましたが、平成30年1月から施設を解体するのに伴い当センターの機械警備業務委託契約が不要になりましたので、平成30年1月1日付けで契約の相手方、綜合警備保障株式会社熊本支社と本契約の中途契約解除をすることになりました。それに伴い、残る3か月分の委託料相当額を損害賠償金として1万2千円を支払うものでございます。 以上で、詳細説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議案第31号の詳細説明が終わりました。 ここでしばらく休憩します。             -------○-------               休憩 午後0時03分               再開 午後1時00分             -------○------- ○議長(入江学君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。 次に、議案第32号平成30年度宇城市一般会計予算について、各部の所管に関する詳細説明を求めます。はじめに総務部長に求めます。 ◎総務部長(本間健郎君) それでは、議案第32号平成30年度一般会計予算について説明いたします。平成30年度の一般会計予算につきましては、各部所管ごとの説明になりますけれども、総務部の所管に入る前に、平成30年度の予算編成の考え方や予算の総額等について御説明いたします。 本市の財政状況につきましては、市長の施政方針の中でも触れられておりますけれども、熊本地震からの復旧・復興、合併特例期間の終了、また人口減少に伴います普通交付税の縮減、併せて社会保障関係経費等の義務的経費並びに公共施設の老朽化に伴います維持管理、建替費用の増大等、歳入・歳出の両面で厳しい状況が見込まれているという状況でございます。様々な行財政課題や大型事業、復旧・復興事業への対応など市民の要請に応えていくためには、時代に即した必要な事務事業を見極めながら行財政改革を進め、効率的な行財政運営を目指し、歳入の規模に見合った財政構造への転換が求められるという状況でございます。平成30年度予算につきましては、これらを踏まえまして限られた財源の中で、施策を重点化しまして効率的に事業を推進するため、市行財政の現状や時勢を十分に認識し、単に慣習・慣例による予算要求とせず、課内及び部局内でより総合的な調整を図った上で、予算編成要領及び予算要求基準を遵守した予算編成を行っております。 それでは、一般会計の予算について御説明申し上げます。お手元に平成30年度宇城市一般会計予算書、水色のやつがあるかと思いますけれども、その予算書の1ページをお願いいたします。第1条で歳入歳出予算でございます。歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ363億7,876万7千円といたしております。 8ページをお願いいたします。第2表の債務負担行為につきましては、平成30年度中の契約により平成31年度以降の支出を約束するものであり、記載のとおり各事項について期間、限度額を設定するものでございます。 13ページをお願いいたします。第3表地方債について御説明申し上げます。庁舎等施設改修事業費から14ページの学校給食施設整備事業費については、建設事業の財源でございます。その下の公共土木施設災害復旧事業費については、災害復旧の財源でございます。末尾の臨時財政対策費は地方交付税の振替分でございます。地方債の合計で85億7,100万円を限度額として設定しているところでございます。 16ページをお願いします。歳出の前年度比較の表がございます。前年度当初予算と比較しますと、14億2,100万円余りの増、率にいたしまして4.1%の増となっております。減では熊本地震関連予算の衛生費の61億1,400万円余り、農林水産業費の3億8,700万円余り、増では熊本地震復興施設統合等に伴います消防費の16億9,300万円余り、教育費の44億9,200万円余りの増などが本年度の予算増減の主な要因となっております。 それでは、総務部所管の歳出の主なものから説明いたします。44ページをお願いします。下の方に款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費で16億7,245万8千円。前年度比7,245万2千円の減といたしております。中で主なものにつきましては、節1報酬で嘱託員報酬1億848万3千円などでございます。このほかこの項では総務部、企画部が主になりますが、職員の給料、職員の手当等共済費、また職員全体の退職手当、組合負担金が主なものになっております。 46ページをお願いいたします。下の方で、節13委託料で窓口業務委託料3,282万6千円、定型業務自動化支援業務委託料1,400万3千円を新たに計上いたしております。 48ページをお願いします。目2文書管理費で6,196万円、前年度比194万6千円の増といたしております。主なものにつきましては、節12役務費の5,415万円で市役所から発送する郵便物等の通信運搬費になっております。 49ページをお願いいたします。目3財政管理費で5,794万1千円、前年度比7,422万8千円の減といたしております。主な要因は、節25積立金の地域振興基金積立金を目6企画費に移したためでございます。下の方にありますが、目5財産管理費で3億4,485万円、前年度比1億6,256万円の増といたしております。本庁舎市役所、支所庁舎、松合出張所、普通財産公用車の維持管理経費になりますけれども、52ページまでいっていただきたいと思います。中ほどに節15工事請負費がございます。その中で旧小川支所解体工事費1億7千万円が主な増加要因となっております。 55ページをお願いいたします。目8防犯対策費で6,056万6千円、前年度比3,655万4千円の増といたしております。主な要因は、56ページの節15工事請負費の行政区管理防犯灯LED交換工事費3,640万円になります。 69ページから71ページにかけましては、項4選挙費になります。平成30年4月執行予定の市議会議員選挙、平成31年4月執行予定の県議会議員選挙費を計上しております。71ページの末尾を御覧いただきたいと思います。選挙費の合計で4,786万5千円、前年度比3,898万9千円の増といたしております。 少し飛びまして、100ページをお願いいたします。款4衛生費で下の方の目7病院費がございます。1億459万6千円といたしまして、前年度比1,706万1千円の減といたしております。病院事業会計負担金として9,454万6千円、病院事業会計補助金として916万1千円、病院事業会計出資金として88万9千円を宇城市民病院事業会計に支出するものでございます。 139ページをお願いします。款8消防費、項1消防費、目1非常備消防費で9億2,495万1千円、前年度比3,056万9千円の増といたしております。消防団関係経費、消防事務担当者職員人件費、宇城広域連合消防費負担金が主なものでございます。 140ページの節19負担金補助及び交付金の宇城広域連合消防費負担金で7億7,429万円につきましては、昨年に比べ約300万円の増となっております。下の目3災害対策費で17億1,032万3千円、前年度比16億6,812万3千円の増といたしております。 142ページの上段、防災行政無線デジタル化実施設計業務委託料1,080万円、節15の防災コミュニティ施設整備工事費14億4千万円等が主なものでございます。 184ページをお願いします。款11公債費、項1公債費の合計で39億3,619万6千円、前年度比1億3,774万4千円の減といたしております。元金償還金で8,940万6千円の減、利子で4,833万8千円の減になっております。 次に、歳入の主なものについて御説明いたします。申し訳ありませんが、18ページまで戻っていただきたいと思います。款2地方譲与税から次のページの款10地方交付税につきましては、国の地方財政計画に基づき積算をして予算計上しております。 19ページの末尾の款10地方交付税で93億8,000万円、1億3,160万円の減としております。普通交付税につきましては、前年度に比べ2億円の減の90億円を計上しております。また特別交付税につきましては、前年度比6,840万円増の3億8,000万円を計上しているところでございます。 35ページをお願いいたします。款18繰入金、項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金で12億6,741万8千円は、平成30年度の財源不足を基金からの繰入れで収支の調整を行っているところでございます。目2減債基金繰入金で2億939万2千円を計上いたしております。合併特例基金増勢に伴います合併特例債の元利償還額のうち、交付税措置分を除いた30%に相当する額を計上しているところでございます。 それでは、市債について説明いたします。40ページから42ページをお願いいたします。42ページの末尾の方ですけれども、市債の総額は85億7,100万円で前年度に比べまして28億9,760万円の増といたしております。これまでは、後年度の負担軽減や実質公債費比率改善のため起債借入のルールといたしまして、過疎債や合併特例債など後年度で地方交付税での財源措置のある有利な起債を優先的に借入れることとし、また元金償還額以内の借り入れを基本として取り組んできたところでございますが、熊本地震や豪雨災害からの早期の復興や合併特例債の有効活用を踏まえた上での今回の市債発行額の増でございます。 以上で、総務部所管の詳細説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 総務部長の説明が終わりました。 次に、議会事務局長に求めます。 ◎議会事務局(木村和弘君) 議会費の予算につきまして詳細説明をいたします。歳出のみの説明です。 予算書の43ページをお開きください。款1議会費、項1議会費、目1議会費の予算額は2億513万4千円を計上いたしております。前年度と比較しまして870万1千円の減額となっております。節4共済費の共済組合負担金3,966万円の中には、議員共済年金に係る負担金3,529万円が含まれております。この負担金は、全国地方議会議員年金制度が平成23年6月1日をもって廃止されたことによる本市の負担額であります。節9旅費の費用弁償745万円の中には、各常任委員会及び議会運営委員会の行政視察、二つの特別委員会の要望活動等に前年度と同額を計上しております。節13委託料の会議録作成業務委託料610万円は定例会や臨時会、各委員会の会議録作成業務委託料を計上しております。 次に、44ページをお願いします。節19負担金補助及び交付金で、下段の交付金政務活動費528万円は、前年度と同額を計上いたしております。 以上で、議会費の詳細説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議会事務局長の説明が終わりました。 次に、会計管理者に求めます。 ◎会計管理者(戸田博俊君) 会計課所管の予算につきまして詳細説明をいたします。歳出のみの説明となります。 予算書の49ページをお開きください。款2総務費、項1総務管理費、目4会計管理費、本年度予算額として354万7千円を計上し、前年度予算額に対し54万6千円の増額としております。主な増額要因としては、節12役務費の手数料で、収納代理金融機関における窓口収納取扱事務手数料の改定によるものでございます。 以上で、会計課所管の予算説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 会計管理者の説明が終わりました。 次に、企画部長の説明を求めます。 ◎企画部長(岩清水伸二君) 企画部が所管します予算の説明を行います。 まず、歳出から行います。予算書の52ページをお願いいたします。款2総務費、項1総務管理費、目6企画費で5億5,779万7千円を計上しております。その主なものについて説明いたします。説明欄の最下段になりますけれども、報償金の1千万円は市に直接寄附されましたふるさと応援寄附の返礼品代等で市から直接発送する分を計上しております。 次の53ページをお願いします。説明欄のやや中段になります。ふるさと納税事務一括代行業務委託料の2億1,075万円は、返礼品送料・手数料等含む委託料で、寄附見込額4億円のうち直接寄附を除いた3億7,500万円分の委託料として計上しています。 次に、54ページをお願いします。説明欄の中段からやや下、補助金のところになります。地域公共交通活性化協議会補助金の1,080万円は、平成30年度に策定を予定しております地域公共交通網形成計画の策定費用で、策定を行います当協議会への補助金でございます。その下の行になります。地方バス運行等特別対策補助金1億561万5千円は、路線バスを運行するバス会社に対しまして、赤字補填として補助を行うものです。その下になります元金積立金の地域振興基金1億7,822万円は、ふるさと応援寄附から委託料等の経費を差し引いた分1億7,357万5千円と、NPO法人スポーツアカデミー熊本宇城への貸付金の返還金464万5千円でございます。 次に、58ページをお願いします。目11電算運営費では、1億6,114万4千円を計上しています。その主なものを説明します。次の59ページをお願いいたします。説明欄の上段の方になります。基幹系システム使用料は、総合行政システムの使用料で5,872万9千円、情報系システム及びネットワーク使用料として2,200万6千円、小中学校の校務システム使用料として1,769万円を計上しています。そのすぐ下になります機械器具購入費の1,490万円は、更新用のパソコン80台分のほか、住基ネット用機器等の購入費用でございます。 続いて、64ページになります。目19地方活性化事業費では、地方創生推進交付金を活用しました事業として4,978万円を計上しています。企画部所管のものとしては、子育て支援向けに宇城市の住み良さをPRする定住促進魅力発信事業委託料648万円、それから、市の将来像をイメージパースで情報発信するための都市開発完成予想図作成業務委託料として500万円、宇城市版DMO形成業務委託料950万円がその主なものでございます。 次に、120ページをお願いいたします。款6商工費、項1商工費、目4観光費で2億2,863万9千円を計上しています。このうち企画部の主なものは、次の121ページをお開き願いたいと思います。説明欄の中段にございますシェアリング回遊観光モデル構築業務委託料として1,000万円を計上しております。これは、国10分の10の委託事業で、シェアサイクル等を活用し三角地区を訪れる観光客に周辺回遊を促す事業でございます。 次の122ページ、中段あたりにあります金桁温泉施設建設工事費として1億円を計上しています。 次に、歳入の主なものを説明いたします。戻って予算書の25ページをお開き願いたいと思います。一番下の囲みになります。款14国庫支出金、項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金で社会保障・税番号制度補助金1,478万3千円のうち企画部所管分として773万4千円、それからその下の行ですけれども、地方創生推進交付金で2,489万円を見込んでおります。 次の26ページです。目5土木費国庫補助金、節2都市計画費補助金で、社会資本整備総合交付金5億6,249万8千円のうち企画部所管といたしまして都市防災総合推進事業交付金4億8,080万9千円を予定しております。 次の27ページをお願いいたします。項3国庫委託金、目1総務費国庫委託金では歳出でも説明いたしましたシェアリングエコノミー活用推進事業費委託金として1,000万円を計上しています。 次に、34ページをお願いいたします。一番下の欄にあります。款17寄附金、項1寄附金、目1指定寄附金では、ふるさと応援寄附金として4億円を見込んでいます。 40ページになります。説明の欄の上段になります。地域公共交通活性化協議会補助金返還金の540万円は、当協議会が策定します地域公共交通網形成計画策定に対する国からの補助金分を市へ返還していただくものでございます。 以上で企画部所管の説明を終わります。 ○議長(入江学君) 企画部長の説明が終わりました。 次に、市民環境部長に説明を求めます。 ◎市民環境部長(松本秀幸君) それでは、市民環境部所管について説明いたします。 まず、歳入を説明しますので15ページをお開きください。一番上段になりますけれども、款1市税につきましては、熊本地震や豪雨災害の影響がありました前年度に比べまして、約1億7,000万円増の56億9,100万円余を見込んだところでございます。 続きまして、24ページをお願いいたします。目2衛生手数料として約6,900万円計上しておりますが、可燃ごみ袋及び粗大ごみシールの販売代金でございます節2一般廃棄物処理手数料約6,750万円が主なものです。 次のページになります。目1民生費国庫負担金、節1社会福祉費負担金といたしまして、国民健康保険基盤安定負担金約7,800万円を計上したところでございます。 続きまして、27ページをお願いいたします。目1民生費県負担金、節1社会福祉費負担金として国民健康保険基盤安定負担金約2億3,000万円、節3老人福祉費負担金として後期高齢者医療保険基盤安定負担金約1億8,000万円を計上いたしました。 続きまして、歳出になります。63ページをお願いいたします。前のページからの続きになりますが、総務費の熊本地震復興基金事業費として、節19共同墓地復旧支援事業補助金2,200万円を計上したところです。 続きまして、76ページをお開きください。目3国民健康保険費は、前年度比約1億1,000万円減の6億3,300万円余、全て基準内繰出しとなっております。財源といたしまして、保険基盤安定事業費のうち保険者支援分として国庫負担率2分の1、県負担率4分の1、保険税軽減分といたしまして県負担率4分の3をそれぞれ充当しているところです。 続きまして、81ページをお願いします。目5後期高齢者医療費では、節19で熊本県後期高齢者医療広域連合負担金として療養給付費負担金8億3,300万円余等を計上したところでございます。 次に、102ページをお開きください。下段の目1清掃総務費は、熊本地震に係る災害廃棄物処理事業の完了に伴いまして、前年度比約62億5,000万円減の5億5,000万円余を計上したところです。 次のページになります。節13委託料のうち、可燃ごみ粗大ごみの収集運搬業務委託料といたしまして8,544万円余を計上いたしております。節19では、宇城広域連合負担金として、浄化センター事業費負担金1億6,300万円余及び宇城クリーンセンター事業費負担金2億5,700万円余を計上いたしました。なお浄化センター事業費負担金につきましては、新施設の建設工事費負担分も含んでいるところでございます。 以上で、市民環境部所管の説明を終わります。 ○議長(入江学君) 市民環境部長の説明が終わりました。 次に、監査委員事務局長に説明を求めます。 ◎監査委員事務局長(中村久美子君) 監査委員事務局所管の詳細説明をします。予算書の73ページをお願いいたします。目1監査委員費、本年度予算額は2,221万4千円で前年度と比較しまして371万3千円の減額となっています。主な要因は、事務局職員の人件費の減によるものです。 次に、節の主なものについて説明いたします。節1報酬、265万5千円は、監査委員3人分の報酬です。節2給料から節4共済費までは、事務局職員3人の人件費になります。節9旅費102万6千円は、監査委員の費用弁償及び職員の旅費になります。 以上で、監査委員事務局所管の予算説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 監査委員事務局長の説明が終わりました。 次に、健康福祉部長に説明を求めます。 ◎健康福祉部長(清成晃正君) 健康福祉部所管の予算について説明いたします。 歳出から説明しますので、予算書の62ページをお開きください。なお、補助事業等の特定財源については規定の補助率等で対象目ごとに充当しております。それでは、款1総務費、項1総務管理費、目18熊本地震復興基金事業費のうち9,955万円を計上しております。62ページから63ページにありますが、ここにあります節1報酬費からと応急仮設住宅の維持管理に要する経費1,120万円、63ページ下の方の補助金になりますが、住まい再建支援事業補助金これを合わせて7,361万円になります。それと慰霊碑等復旧支援事業補助金1,474万円などです。 次に、74ページをお開きください。款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費で1億2,700万円余減の2億1,400万円余を計上しております。これの主な減要因は、高齢介護課職員人件費を振り分けたためでございます。 飛ばしまして、次は78ページです。項2障害者福祉費、目2障害者自立支援費4,805万円余増の19億5,100万円余を計上しております。生活介護入所支援等の障害福祉サービス等事業、放課後デイサービス等の児童発達支援事業、厚生医療費等の公費負担診療報酬扶助費等の経費です。増要因としましては、児童発達支援事業の5,276万円余などです。 続きまして79ページ。項3老人福祉費、目1老人福祉総務費で1,388万円減の1億7,800万円余を計上しております。養護老人ホーム措置費、シルバー人材センター、地区敬老会、老人クラブ連合会補助金などの経費です。減要因としましては、負担金で老人ホーム入所措置費負担金約600万円の減などです。 続きまして80ページ、目2老人福祉施設費で5,123万円余増の7,504万円を計上しております。この増要因としましては、現在ある松橋老人福祉センターを改修する工事費、それと三角老人福祉センター解体工事費などです。 続きまして、目3介護保険費で3,479万円増の9億9,200万円余を計上しております。介護保険特別会計の基準内繰出金等また地区公民館への施設整備等補助金等の経費です。 続きまして82ページ。項4児童福祉費、目1児童福祉総務費で1,852万円増の9,237万円余を計上しております。増要因としましては、83ページ委託料の公立保育園民営化引継業務委託料622万3千円、保育所等整備事業補助金1,381万1千円などです。 続きまして、目3子ども・子育て支援費で3億2,100万円余増の24億3,700万円余を計上しております。これは85ページをお開きください。負担金等で民間保育所等の運営費負担金それと延長保育等の特別保育事業、障害児保育事業、学童保育事業、それと児童福祉センター事業などの経費です。増要因としましては、処遇加算の増などによる私立保育所等の運営費負担金2億4,700万円余、学童保育所の改修工事費合わせて1,200万円、病時病後児童保育事業補助金2,150万円余と保育体制強化事業費等の2,500万円余の増などです。 続きまして86ページ。目4保育園運営費2,994万円余減の4億3,600万円余を計上しております。これは公立保育園の管理運営費経費でございます。減要因としましては、保育所職員等の人件費です。 続きまして、90ページをお開きください。項5母子福祉費、目1母子福祉費で592万円減の3億1,200万円余を計上しております。主なものは、次の91ページになりますが、児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成事業、ひとり親家庭高等職業訓練促進事業などの経費です。減要因としましては、児童扶養手当の減です。 続きまして93ページ。項6生活保護費、目2生活保護扶助費で5,643万円余減の8億3,400万円余を計上しております。減要因としましては、医療費扶助費の減です。 続きまして、94ページ。下の方になります項8災害救助費、目1災害救助費2億4,700万円余を計上しております。これは応急仮設住宅期間延長事務、地域支え合いセンター事業、災害弔慰金義援金等の事務職員派遣委託などですが、この中に被災者住宅応急修理支援事業1億4,798万円余、土木部の経費も入っております。 95ページをお開きください。款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費で2億9,000万円余を計上しております。8,000万円余の増額になってますが、この中の公的病院等運営助成補助金9,500万円余が肉付け予算で平成29年度にしていますので、この分の増額となっております。 続きまして97ページ。目3母子衛生費414万円増の2億3,100万円余を計上しています。子ども医療費助成事業、妊婦乳幼児健診事業、未熟児養育医療給付費等の経費です。増要因としましては、子ども医療扶助費の増です。 続きまして98ページ。目4健康増進事業費3,495万円増の1億2,100万円余を計上しております。これは各種住民健診に要する経費ですが、増要因としましてはピロリ菌検査業務委託料3,591万円余が主です。 次に、特定財源以外の歳入について説明申し上げます。戻りまして、34ページをお願いいたします。款16財産収入、項1財産運用収入、目1財産貸付収入、このうち松橋、河江保育園土地貸付収入としまして554万3千円を計上しております。目2利子及び配当金のうち、5節にあります社会福祉振興基金利子302万5千円を計上しております。 続きまして36ページ。款20諸収入、項3貸付金元利収入、目1災害援護資金貸付金収入としまして785,000円を計上しております。 以上で、健康福祉部所管の予算説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 健康福祉部長の説明が終わりました。 次に、経済部長に説明を求めます。 ◎経済部長(吉田裕次君) 経済部所管平成30年度一般会計予算の詳細説明を申し上げます。 まず、歳出の主なものを説明いたします。予算書の64ページをお開きください。款2総務費、項1総務管理費、目19地方活性化事業費、節13委託料2,420万円は、産業振興戦略に基づく事業への財政支援に係る経費や企業の誘致戦略策定調査委託費として、宇城市の誘致に適したIT企業の調査分析を行い誘致活動等を支援するものでございます。 次に、107ページをお開きください。目5農業振興費、節19負担金補助及び交付金2億4,667万6千円は、108ページにかけましての6団体への負担金と国・県補助の4事業への補助金であります。 109ページをお開きください。目8中山間地域等直接払制度事業費6,176万7千円は36集落への補助金と推進事務費を計上しております。目9畜産業費、節15工事請負費500万円は、豊野町の畜産団地の一部解体費を計上しております。 110ページをお開きください。目10農地総務費、節19負担金補助及び交付金2億724万円のうち1億9,426万3千円は、多面的機能支払事業として農地ののり面、水路、農道の補修や、農地・農業施設の管理等を地域共同活動等で取り組んでおります、54地区の支援を行うための補助金であります。 111ページをお開きください。目11農業施設維持管理費、節13委託料の説明欄、施設管理業務委託料1,691万2千円は、16排水機場と自動堰11か所の維持管理業務委託料を計上しております。ため池ハザードマップ作成業務委託料970万円は、熊本県が一斉点検した結果、市内14か所の防災重点対象ため池のうち今年度3か所のハザードマップ作成をするもので、最終年度になります。 112ページをお開きください。目14農地用排水整備事業費、節15工事請負費1,940万円は、単独用排水施設工事6か所、補助用排水施設工事1か所の工事費を計上しております。目15ほ場整備事業費2,614万7千円の内訳は、豊川南部地区、大口西部地区の県営補助整備事業実施に伴う換地、計画作成、研修経費、特別賦課金、事業負担金と国営補助整備事業の仮同意に必要な報償費、旅費、先進地視察費等を計上しております。 113ページをお開きください。目16湛水防除事業費、節19負担金補助及び交付金1億5,633万5千円は、亀松、豊川北部・中央・南部の4か所の事業負担金1億3,721万5千円と11機場の適正化事業拠出金1,100万6千円が主なものです。 114ページをお開きください。項2林業費、目1林業総務費2,215万6千円の主なものは、有害鳥獣駆除対策費としまして、台湾リスの捕獲活動の人件費309万9千円及び有害鳥獣駆除業務委託料1,595万円などを計上しております。 118ページをお開きください。款6商工費、項1商工費、目3商工振興費7,784万2千円は、商工会及び地域商店会等を振興する予算であります。 119ページをお開きください。節15工事請負費738万3千円は、小川町に建設するビジネスサポートセンターの駐車場舗装工事費を計上しております。節19負担金補助及び交付金6,690万円の主なものは、説明欄の住宅リフォーム助成事業補助金1,305万円、新規事業としましてふるさとテレワーク推進事業補助金2,000万円とふるさとものづくり支援事業補助金462万円、それに市商工会補助金1,907万6千円であります。 120ページをお開きください。目4観光費2億2,863万9千円のうち経済部所管は4,649万4千円であります。主なものは、122ページの節15工事請負費1億1,371万4千円のうち1,371万4千円は、農林水産物直売交流施設改修工事費に301万4千円とアグリパーク豊野案内板改修工事費70万円、同じくアグリパーク豊野駐車場整備工事費に1,000万円を経済部で計上しております。 122ページから123ページに渡ります。節19負担金補助及び交付金3,328万3千円のうち経済部所管の負担金は、5月中に開通予定の仮称新1号橋開通イベントスクラムチャレンジ実行委員会、伝統工芸品産業振興協会、熊本県物産振興協会、宇土半島和の職人展実行委員会それぞれの負担金166万2千円と、補助金では、東京宇城市会、ふるさと祭り、不知火海の火まつり、みすみ港祭り、物産展、不知火海伝馬舟競漕のそれぞれの実行委員会補助金1,721万円の合計1,887万2千円を計上しております。 123ページから124ページをお開きください。節25積立金1,003万2千円は、アグリパーク豊野整備基金と農林水産物直売交流施設宇城彩館整備基金積立金と利子積立金であります。 182ページをお開きください。款10災害復旧費、項1農林水産施設災害復旧費、目1農業用施設災害復旧費2,218万2千円は、災害の緊急時に備えて委託料建設機械等借上料及び補助金等を計上しております。 続きまして、歳入を御説明いたします。26ページへお戻りください。款14国庫支出金、項2国庫補助金、目4商工費国庫補助金2,000万円は、ふるさとテレワーク推進事業としまして、地方でも都市部と同じように働ける環境を実現し、人や仕事の流れを地方へ創出するためテレワーク環境を整備するための費用を補助する総務省の事業です。その事業を活用し、本市にIT企業を誘致するために予算計上しております。 30ページをお開きください。款15県支出金、項2県補助金、目4農林水産業費県補助金、節1農業費補助金4億7,435万7千円のうち31ページにかけまして農業委員会の事業を除き、生産総合事業費補助金など経済部所管補助金は4億6,554万7千円であります。 34ページをお開きください。款17寄附金、項1寄附金、目1指定寄附金、節2商工費寄附金1,000万1千円は、アグリパーク豊野整備基金と農林水産物直売交流施設宇城彩館整備基金積立金を見込んでおります。 以上で、経済部所管の平成30年度一般会計予算の詳細説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 経済部長の説明が終わりました。 ここでしばらく休憩します。             -------○-------               休憩 午後2時01分               再開 午後2時15分             -------○------- ○議長(入江学君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。 次に、農業委員会事務局長に説明を求めます。 ◎農業委員会事務局長(重田公介君) 農業委員会所管の予算について説明いたします。 まず、歳出の主なものについて説明いたしますので、予算書の104ページをお願いいたします。款5農林水産業費、項1農業費、目1農業委員会費、節1報酬1,487万6千円、前年度比254万3千円を増額計上しています。農地利用の最適化に係る活動実績の報酬が増額の主なものでございます。特定財源として農地利用最適化交付金237万6千円を計上しております。次に、節9旅費269万4千円は、農業委員、農地利用最適化推進委員の費用弁償が主なもので、毎月の総会及び現地検討会の費用でございます。 続きまして、歳入の主なものについて説明をいたします。30ページの上段をお願いいたします。款15県支出金、項2県補助金、目4農林水産業費県補助金、節1農業費補助金の説明欄の一番上になります。農業委員会費交付金470万円は、職員に要する経費の一部として交付されるものでございます。 以上で、農業委員会所管の予算説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 農業委員会事務局長の説明が終わりました。 次に、土木部長に説明を求めます。 ◎土木部長(成田正博君) 土木部所管の説明を申し上げます。歳出から説明をいたします。 予算書の100ページをお願いいたします。目6上水道費2億90万円余を計上しております。水道事業への補助金出資金と簡易水道事業への繰出金でございます。 102ページをお願いします。目3生活排水対策費で1億300万円余を計上しております。主なものは、説明欄にあります合併浄化槽設置費補助金9,830万円余です。 少し飛びますが、124ページをお願いします。款7土木費、項1土木管理費、目1土木総務費で1億5,500万円余を計上しております。主なものは職員人件費です。 126ページをお願いします。項2道路橋りょう費、目2道路維持費で3億2,400万円余を計上しております。道路維持補修事業に要する費用で、主なものは節15工事請負費の1億9,400万円余です。 128ページをお願いします。目3道路新設改良費で27億400万円余を計上しております。主なものとしまして、次のページになりますが節15工事請負費の24億2,800万円です。改良事業に要する費用で戸馳大橋の架替工事、長崎久具線道路改良工事等でございます。 続きまして、目4橋りょう維持費で1億3,300万円を計上しております。老朽化した橋りょうの補修工事など維持管理に要する費用で委託料7,300万円と工事請負費6,000万円でございます。 131ページをお願いします。項3河川費、目3河川改良費で1億4,300万円余を新たに計上しております。浸水対策のため雨水管理総合計画策定業務委託料など委託料5,800万円、河川改良の工事請負費8,440万円を計上しております。 次に、133ページをお願いします。項5都市計画費、目2下水道費で5億3,400万円余を計上しています。下水道事業会計の補助金、出資金となっております。次に、目3駅周辺開発推進事業費で1億1,200万円余を計上しております。 134ページをお願いします。節15工事請負費として、松橋駅周辺開発工事費の7,240万円を計上しております。目4公園費で5,798万円余を計上しております。主に公園管理に要する費用で、ページがまたがりますが節13委託料のうち公園施設長寿命化計画策定業務委託料1,500万円は新たに追加する費用でございます。同じく項6住宅費、目1住宅管理費で1億4,400万円余を計上しております。市営住宅の維持管理費に要する費用です。 次の137ページをお願いします。目2住宅建設費で1億3,900万円余を計上しております。 次の138ページをお願いします。主なものは、節15工事請負費で市営住宅改修工事費7,000万円、応急仮設住宅改修工事費で2,570万円余でございます。 次に、項7防災対策事業費、目1急傾斜地崩壊対策事業費4,060万円余を計上しております。主なものとしまして、がけ崩れ防止施設設置工事費1,247万円余、負担金としまして災害関連緊急急傾斜地崩壊対策事業負担金1,070万円などでございます。 少し飛びまして、183ページをお願いします。款10災害復旧費、項2公共土木施設災害復旧費、目1公共土木施設災害復旧費で1億9,200万円余を計上しております。主なものは平成28年災害によります節15工事請負費1億1,700万円でございます。 続きまして、歳入の説明をいたします。前に戻っていただきますが、22ページをお願いします。款13使用料及び手数料、項1使用料、目6土木使用料で1億4,000万円余を計上しております。主なものとしまして、節4住宅使用料1億2,500万円余を計上しております。 次に、25ページをお願いいたします。款14国庫支出金、項1国庫負担金、目3災害復旧費国庫負担金で8,880万円余を計上しております。公共土木施設災害復旧費負担金です。 26ページをお願いいたします。項2国庫補助金、目5土木費国庫補助金17億8,300万円余を計上しております。主なものは、節1道路橋りょう費補助金11億3,600万円余で道路改良事業に関するものです。 31ページをお願いいたします。款15県支出金、項2県補助金、目6土木費県補助金で2,039万円余を計上しております。節3防災対策事業費の補助金等でございます。 以上で、土木部所管の予算についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 土木部長の説明が終わりました。 次に、教育部長に説明を求めます。 ◎教育部長(緒方昭二君) 教育部所管の予算について説明をいたします。 まず、歳出の主なものについて説明をします。64ページをお願いいたします。款2総務費、項1総務管理費、目18熊本地震復興基金事業費、節19負担金補助及び交付金の説明欄、地域コミュニティ施設等再建支援事業補助金2,200万円は、地域のコミュニティ施設の復旧再建に対する補助金です。最下段に記載されています自治公民館等整備費補助金748万円余は平成28年熊本地震で被災しました小川町の亀之町公民館に対する補助金です。 少し飛びまして、146ページをお願いいたします。款9教育費、項1教育総務費、目4語学指導費998万円は、外国語指導助手いわゆるALTを1人から2人に増員し、各中学校に派遣するための委託料です。 148ページをお願いいたします。項2小学校費、目1学校管理費、節15工事請負費1,870万円は、普通学級が増設される松橋・当尾小学校空調設備設置工事や豊福小学校玄関周辺舗装工事、河江小学校中庭改修工事を予定しています。 149ページをお願いいたします。目2教育振興費、節18備品購入費4,046万円は、各小学校のパソコン教室に設置してあるパソコンのOSサポートが2020年で終了するためパソコンを更新する購入費が主なものでございます。 151ページをお願いいたします。項3中学校費、目1学校管理費、節13委託料の説明欄一番下の工事監理業務委託料4,000万円は、松橋中学校屋内運動場改築工事監理業務委託料です。節15工事請負費11億9,900万円余は、豊野中学校グラウンド整備工事費4,000万円、松橋中学校屋内運動場改築工事11億5,400万円が主なものです。 152ページをお願いいたします。目2教育振興費、節18備品購入費3,165万円余は、各中学校のパソコン教室に設置してあるパソコンのOSサポートが2020年で終了するためパソコンを更新する購入費が主なものです。 153ページをお願いいたします。項4幼稚園費、目1幼稚園費1,304万円余は、私立幼稚園に通園する園児の保護者の経済的負担を軽減する就園奨励補助金と宇城市独自で実施している第3子無料化事業補助金です。 154ページをお願いいたします。項5社会教育費、目1社会教育総務費、節13委託料の説明欄最下段に記載されている解体工事設計業務委託料700万円は、防災コミュニティ施設建設に伴う三角地区生涯学習センター解体工事設計業務委託料です。 156ページをお願いいたします。目2公民館費、節13委託料説明欄最下段に記載されています解体工事設計業務委託料900万円は、防災コミュニティ施設建設に伴う松橋及び豊福公民館解体工事設計業務委託料です。 164ページをお願いいたします。項6文化費、目2文化財保護費、節7賃金1,330万円余及び節13委託料629万円余のうち主なものは、松橋中学校体育館建設に伴う発掘調査に係る経費です。 165ページをお願いいたします。節15工事請負費3,300万円は市指定文化財の鴨籠橋の災害復旧工事に係るものです。 167ページをお願いいたします。目5松橋総合体育文化センター費、節13委託料の説明欄松橋総合体育文化センター指定管理業務委託料3,813万円余は、大規模改修工事により例年より1,360万円ほど減額しております。また節15工事請負費は、大規模改修工事費6億5,000万円でございます。 170ページをお願いいたします。項7保健体育費、目1保健体育総務費、節13委託料のうち不知火地区体育施設指定管理業務委託料3,403万円余は、不知火地区の体育施設の指定管理業務委託料です。 171ページをお願いいたします。節19負担金補助及び交付金の説明欄熊本県民体育祭負担金700万円は、平成31年度に宇城地区の2市1町で開催します県民体育祭の負担金です。 176ページをお願いいたします。目6海洋センター管理費、節15工事請負費の三角B&G海洋センター非構造部材等改修工事費7,500万円は、耐震改修のための工事費です。 177ページをお願いいたします。目7勤労身体障害者教養文化体育施設費、節15工事請負費の松橋勤労身体障害者教養文化体育施設改修工事費6,000万円は、体育館の大規模改修の工事費です。 180ページをお願いいたします。項8学校給食費、目4給食センター費、節13委託料の最下段、給食調理・配送業務委託料6,389万円余は、松橋学校給食センターの調理配送業務委託料です。 181ページをお願いいたします。目5給食センター建設費24億8,500万円余は、新学校給食センター建設に掛かる経費で、節13委託料、工事監理業務委託料2,000万円、解体工事設計業務委託料300万円です。節15工事請負費18億7,000万円余は、学校給食センター建築工事費18億円、外溝工事費7,000万円が主なものです。節18備品購入費5億9,100万円余は、給食調理、厨房機器購入費が主なものです。 続きまして、歳入を説明いたします。お戻りいただきまして21ページをお願いいたします。款12分担金及び負担金、項2負担金、目5教育費負担金440万円は、県立松橋西支援学校の給食受託に伴う新給食センター整備費負担金です。 27ページをお願いいたします。款14国庫支出金、項2国庫補助金、目6教育費国庫補助金、節5学校給食費補助金6,596万円余は、学校給食センター整備費補助金です。 以上で、一般会計の予算説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 教育部長の説明が終わりました。 これで議案第32号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第33号平成30年度宇城市国民健康保険特別会計予算及び議案第34号平成30年度宇城市後期高齢者医療特別会計予算の詳細説明を求めます。 ◎市民環境部長(松本秀幸君) それでは、もう1冊の特別会計予算書を御覧いただきたいと思います。それでは、議案第33号国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。 101ページをお願いいたします。第1条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ84億7,272万4千円と定めるものでございます。先の国民健康保険条例の一部改正でも御説明しましたように、新年度から都道府県が国民健康保険における財政運営の責任主体となります。一方、市町村も国民健康保険の保険者として、引き続き被保険者に身近な保険者業務を担うことになります。なお、医療給付等に必要な資金は、都道府県から保険給付費等交付金の交付を受ける一方で、徴収した保険税は基本的に都道府県に国民健康保険事業費納付金として納付することになるため、今回から新制度に対応した予算編成をとったところでございます。 まず、歳入を説明しますので107ページをお開きください。款1国民健康保険税は、県から示されました平成30年度の市町村別標準保険料率を基に、先ほども御説明しましたように県内他市との均衡を図るため、本市独自の軽減策を講じた改正後の税率で算定したものでございます。次ページになりますが、合計で前年度比約1億700万円減の15億7,800万円余を計上いたしました。款3県支出金、目1保険給付費等交付金約61億8,600万円は、医療給付費に要する費用としての普通交付金を約59億4,500万円、保険者努力支援分や特別調整交付金分、県繰入金等の特別交付金として約2億4,000万円計上したところでございます。 109ページをお願いします。款5繰入金、目1一般会計繰入金は、前年度比約1億1,000万円減の6億3,300万円余、全て基準内繰入金でございます。なお、他の特別会計同様、人件費を特別会計予算で本年度から計上することにいたしましたので、全額一般会計から職員給与費等繰入金として繰入れるものでございます。項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金約5,900万円は、県内他市との均衡を図るため基金の一部を繰入れ、本市独自の負担軽減策を講じたものでございます。 続いて、歳出になります。114ページをお開きください。款2保険給付費、項1療養諸費では、次ページの合計覧を御覧ください。前年度比3.9%、約2億円増の52億8,200万円余。次の項2高額療養費では、前年度比13.8%、約1億800万円減の6億7,800万円余を計上したところでございます。なお、一部を除いて療養諸費、高額療養費共に全額が保険給付費等交付金として県から交付されるものでございます。 最後になりますが、次のページを御覧ください。款3国民健康保険事業費納付金は、新制度において標準保険料率と共に導入される制度でございます。県から示された額に基づき、項1医療給付費分として約16億9,400万円、次のページになりますが、項2後期高齢者支援金等分約4億4,900万円、項3介護納付金分1億6,900万円余をそれぞれ計上したものでございます。以上で議案第33号の説明を終わります。 続きまして、議案第34号後期高齢者医療特別会計予算について説明申し上げます。201ページをお願いいたします。第1条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億7,918万7千円と定めるものでございます。 まず、歳入を説明いたしますので206ページをお開きください。款1後期高齢者医療保険料の4億9,300万円余は、特別徴収、普通徴収の保険料でございます。款4繰入金、項1一般会計繰入金約2億6,800万円は、保険基盤安定事業繰入金及び事務費繰入金等でございます。 次のページになりますが、款6諸収入、項3受託事業収入、目1後期高齢者医療広域連合受託事業収入約1,670万円は、健診事業収入でございます。 続いて歳入です。208ページを御覧ください。款1総務費、目1一般管理費は他の特別会計同様、人件費を特別会計予算に計上することといたしましたので、前年度に比べ約2,500万円増の2,570万円余を計上したところでございます。 次のページをお願いいたします。款2後期高齢者医療広域連合納付金約7億3,300万円は、被保険者保険料分4億9,300万円余、保険基盤安定分約2億4,000万円で、熊本県後期高齢者医療広域連合への負担金でございます。 最後に、款3保険事業費の節13委託料1,600万円余は、集団健診、個別健診、人間ドックなどの特定健康診査委託料でございます。以上で、議案第34号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議案第33号及び議案第34号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第35号平成30年度宇城市介護保険特別会計予算の詳細説明を求めます。 ◎健康福祉部長(清成晃正君) それでは、議案第35号介護保険特別会計予算について説明いたします。 同じく301ページをお開きください。第1条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ68億5,082万9千円と定めるものです。前年度対比で3億5,696万6千円の増額となっております。 歳入から説明申し上げます。307ページをお開きください。款1保険料、項1介護保険料13億5,000万円余を計上しております。これは65歳以上の第1号被保険者の保険料でございます。1万9,450人程度と予測して試算しております。 次に款3国庫支出金、項1国庫負担金11億5,800万円余となっております。介護保険の法定負担金により計上したものです。項2国庫補助金5億7,200万円余計上しております。これは、調整交付金4億9,100万円余残りは地域支援事業交付金となっております。款4支払基金交付金、項1支払基金交付金17億7,200万円余で、社会保険診療報酬支払基金より介護給付費に対して法定割合の27%が交付されます。平成30年度より今まで28%だったのが、27%に変更になっております。 次に、款5県支出金、項1県負担金9億1,800万円余は、給付費に対する県からの交付金です。項3県補助金4,019万円余は、地域支援事業交付金などです。 次に、款8繰入金、項1一般会計繰入金9億8,600万円余は少し説明がありますので、309ページをお開きください。下の方になりますが、目1介護給付費繰入金7億9,900万円余、目2地域支援事業費繰入金(介護予防・日常生活支援総合事業)は2,173万円余など給付費に対しての法定割合によって計上しております。目4事務費繰入金1億3,400万円余は、事務経費に係る繰入金です。増額になっている部分は、職員人件費を一般会計から移行したためでございます。目5低所得者保険料軽減繰入金1,250万円は、保険料の1段階の人の負担を軽減するための繰入金です。 次に、歳出の主なものを説明いたします。311ページをお開きください。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費7,634万円余で7,217万円増となっております。これは先ほど説明したように、職員人件費を一般会計から特別会計に移行したためでございます。 次312ページです。項3介護認定審査会費、目1認定調査等費4,137万円余の主なものは、介護認定調査員の報酬11人分と役務費で主治医意見書作成に係る手数料と2,106万6千円で約400件分の見込みでございます。 続きまして、313ページ。款2保険給付費、項1保険給付費、目1審査支払手数料630万円は、国保連合会に支払う年間84,000件分の審査支払手数料でございます。目2介護サービス等給付費58億3,800万円余で居宅等給付費に約37億円、施設等給付費に約20億円の給付見込みでございます。 続きまして、目3介護予防サービス等給付費1億3,600万円余は、要支援1、2の介護予防サービスの給付見込みです。目4高額介護サービス等費1億600万円は、介護サービスの利用者負担が上限額を超えた場合にその差額を支給するものです。 続きまして、次の314ページ。目6特定入所者介護サービス等費2億9,000万円は、施設給付費のうち居住費、食費の自己負担額が限度額を超えた部分についてその差額を支給するものです。次に、項2地域支援事業費、目1介護予防・生活支援サービス事業費1億700万円余は、介護予防・日常生活支援総合事業の事業所への委託費等が主なものでございます。目2一般介護予防事業費6,639万円余は、主に社会福祉協議会委託分事業の事業運営に関わるものです。 次に、315ページをお開きください。目3包括的支援事業・任意事業費9,589万円余は、節13委託料の地域包括センター委託料が主なものでございます。 以上で、介護保険特別会計予算の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議案第35号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第36号平成30年度宇城市奨学金特別会計予算の詳細説明を求めます。 ◎教育部長(緒方昭二君) 議案第36号平成30年度宇城市奨学金特別会計予算について詳細説明を申し上げます。 予算書の401ページをお願いします。第1条にありますように、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ1,801万円と定めるものです。 まず、歳入から御説明します。406ページをお願いします。一番上の表の款1財産収入、項1財産運用収入、目1利子及び配当金は奨学金利子として7,000円、そして一番下の表の款4諸収入、項1貸付金元利収入、目1奨学資金貸付収入は奨学金の返済金としまして滞納繰越分を含め1,800万円を予定しています。 次に、歳出を御説明します。次のページの407ページをお願いします。款1育英事業費、節21貸付金は、平成30年度の奨学金貸付金として1,008万円を予定しています。節25積立金は、奨学基金積立金として793万円を見込んでいます。なお、平成30年度の貸付は、平成27年度から平成29年度までの継続者11人と平成30年度新規貸付者11人と見込んでいます。 以上で、奨学金特別会計予算の詳細説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議案第36号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第37号平成30年度宇城市簡易水道事業特別会計予算から議案第39号平成30年度宇城市下水道事業会計予算までの詳細説明を求めます。 ◎土木部長(成田正博君) 議案第37号平成30年度宇城市簡易水道事業特別会計予算について説明を申し上げます。 予算書の501ページをお願いします。歳入歳出予算の第1条、総額を歳入歳出それぞれ2億9,124万4千円と定めるものです。第4条で一時借入金の最高額を5,000万円と定めています。 それでは予算の主なものについて説明いたします。510ページをお願いします。3歳出です。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費の1億800万円余は、職員の人件費と簡易水道施設の経常的な維持管理費用を計上しております。 512ページをお願いします。款2建設改良費、項1施設改良費、目1施設改良費の9,750万円は、新規加入や改良に係る給水管等の布設工事費並びに設計業務委託料を計上しております。款4公債費、項1公債費におきましては、現在まで簡易水道事業で整備してきました事業費起債額の元金及び利息の償還金でございます。 次に、歳入について説明申し上げます。戻りまして、508ページをお願いします。款2使用料及び手数料、項1使用料、目1水道使用料を1億2,400万円余としています。款5繰入金、項1繰入金、目1繰入金7,672万円余は、一般会計からの繰入金です。 次のページをお願いいたします。款8市債、項1市債、目1簡易水道事業債として8,670万円を計上しております。以上で詳細説明を終わります。 続きまして、議案第38号平成30年度宇城市水道事業会計予算について説明を申し上げます。予算書の601ページをお願いします。第2条、業務の予定量は、平成30年度の目標とします給水戸数や年間総給水量等の予定を記載しております。次に、第3条、収益的収入及び支出の予算の予定額です。収入の第1款水道事業収益を10億4,400万円余としております。 602ページをお願いします。支出では、第1款水道事業費用を10億6,500万円余としております。第4条、資本的収入及び支出予算では、第1款資本的収入に1億1,100万円余、支出では、第1款資本的支出6億100万円余としております。 603ページをお願いします。第5条、債務負担行為でありますが、平成31年度に業務委託を予定します債務負担行為の事項及び期間と限度額を記載しております。第6条は企業債の限度額を定め、内容は記載のとおりです。 604ページをお願いします。第10条、他会計からの補助金です。一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は1億2,400万円余としております。 少し飛びまして、617ページをお願いします。債務負担行為に関する調書です。水道事業に伴います各種委託業務料等になります。 また少し飛びまして、636ページをお願いします。宇城市水道事業会計予算明細書、収益的収入及び支出を説明いたします。収入でございます。款1水道事業収益、項1営業収益、目1給水収益では前年度より5,189万円余減の8億200万円余を計上しております。項2営業外収益、目2他会計補助金1億1,600万円余を一般会計繰出基準内補助金として計上しております。 次に、639ページをお願いします。支出でございます。款1水道事業費用、項1営業費用、目1原水及び浄水費4億4,000万円余を計上しております。主なものは次のページになりますが、節37受水費の3億6,000万円余です。 641ページをお願いします。目4総係費は、職員の人件費等を計上しております。主なものは次のページになりますが、節18委託料6,312万円余です。主に量水器検診業務委託、水道施設等管理業務委託料になります。 次のページお願いします。目5減価償却費で3億2,400万円余を計上しております。 続きまして、646ページをお願いします。資本的収入及び支出の収入になります。款1資本的収入、項1企業債、目1建設改良企業債として1億円を計上しております。項3出資金、目1他会計出資金で1,119万円余を計上しております。 次の647ページ、支出になります。款1資本的支出、項1建設改良費、目2施設改良費は1億4,300万円余を計上しております。主なものは、節25工事請負費1億3,900万円です。内容は、戸馳大橋取付道路配水管布設替工事に8,000万円、松橋町南豊崎地区配水管布設替工事に2,000万円等です。同じく目3施設拡張費は、配水管拡張工事費の費用として2,080万円計上しております。項2企業債償還金は4億2,500万円余を建設改良企業債償還金として計上しております。以上で、詳細説明を終わります。 続きまして、議案第39号平成30年度宇城市下水道事業会計予算につきまして説明を申し上げます。701ページをお願いします。第2条、業務の予定量は、平成30年度の目標とする排水人口並びに排水区域面積等の予定を記載しております。次に、第3条、収益的収入及び支出予算の予定額です。収入の第1款下水道事業収益12億8,400万円余を計上しております。 次の702ページをお願いします。支出では、第1款下水道事業費用15億72万円余としております。第4条、資本的収入及び支出予算では、第1款資本的収入が6億7,600万円余、支出では第1款資本的支出11億3,900万円余としております。 703ページになりますが、第5条、債務負担行為です。平成31年度に資材購入及び業務委託を予定する債務負担行為の事項、期間及び限度額を記載しております。 次のページをお願いします。第6条は企業債の限度額を記載のとおり定めております。 705ページになりますが、第10条、他会計からの補助金です。企業債償還金の返済及び人件費の一部に要するために一般会計から補助を受ける金額は5億3,400万円余です。 少し飛びまして、716ページをお願いします。債務負担行為に関する調書です。下水道事業に伴います各種業務委託を記載しております。 733ページをお願いします。宇城市下水道事業会計予算明細書で収益的収入及び支出を説明いたします。まず収入です。款1下水道事業収益、項1営業収益、目1下水道使用料を、前年度より462万円減の5億3,700万円余として計上しております。項2営業外収益、目2他会計補助金は、前年度より1,068万円余増の4億800万円余を一般会計から繰入れることとしております。 次に、735ページをお願いします。款1下水道事業費用、項1営業費用、目2処理場費に3億3,100万円余を計上しております。主なものとしまして、職員の人件費と次のページの節25手数料に9,037万円余、節26委託料に1億6,300万円余を計上しております。これは公共下水道と農業集落排水の処理場の維持管理業務委託料等になります。目4総係費1億8,600万円余を計上しております。主なものとしまして、職員の人件費と738ページの節35負担金に1億1,700万円余でございます。主なものとしまして、八代北部流域下水道維持管理負担金でございます。目5減価償却費に7億5,900万円余を計上しております。 次のページをお願いいたします。項2営業外費用、目1支払利息として4事業分の1億7,200万円余を計上しております。 次の740ページをお願いします。資本的収入及び支出の予算で、収入でございます。款1資本的収入、項1企業債、項2補助金、項3分担金及び負担金、項5出資金の各節において、平成30年度に予定します交付金事業等の特定財源を計上しております。合計で6億7,600万円余を計上しております。 次に、741ページ支出になります。款1資本的支出、項1建設改良費、目1施設建設費の主なものは、人件費と平成30年度の施設整備費用としまして節26の設計委託料2,450万円及び節29工事請負費に1億6,700万円余を計上しております。 次の742ページをお願いします。目2施設改良費、節26委託料に2億8,800万円を計上しております。主な内容は、更新事業の予算としまして、処理場における消化槽の改築更新工事委託料に6,000万円、消化槽耐震補強工事委託料に1億4,000万円、そして施設管路を含めましたストックマネジメント計画策定業務といたしまして8,000万円を計上しております。同じく、項2企業債償還金、目1企業債償還金では、企業債償還金としまして4事業分の5億8,300万円余を計上しております。以上で、下水道事業会計の詳細説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 議案第37号から議案第39号までの詳細説明が終わりました。 次に、議案第40号平成30年度宇城市民病院事業会計予算の詳細説明を求めます。 ◎市民病院事務長(吉澤和弘君) 議案第40号平成30年度宇城市民病院事業会計予算について、詳細説明を申し上げます。 特別会計予算書801ページをお開きください。第1条が総則で、第2条が業務の予定量になります。第3条です。収益的収入及び支出予定額です。収入です。第1款病院事業収益4億9,750万3千円。 次の802ページをお開きください。支出になります。第1款病院事業費用5億951万6千円としております。次の第4条になります。資本的収入及び支出の予定額です。収入です。第1款資本的収入89万2千円、次の支出です。第1款資本的支出710万4千円としております。なお、条文の括弧書きは資本的収支における不足額の補填の説明になっております。 次の803ページをお開きください。第5条です。債務負担行為の設定になります。記載の9件を設定するものです。 次の第6条から、次の804ページになります第10条までの説明は省略させていただきます。 また、次の805ページの予算実施計画から833ページの注記までの説明についても省略させていただきます。 834ページをお開きください。予算書の明細になります。まず収益的収入及び支出の収入明細になります。款1病院事業収益の本年度欄になります4億9,750万3千円としております。その主な内訳になります医業による収入です。項1医業収益4億1,518万9千円は、入院患者の増加等により前年度より995万円の増額、医業外による収益になります項2医業外収益4,881万8千円は、一般会計からの繰入れになります他会計負担金の増額により前年度より206万3千円の増額となっております。 次に、835ページの下段になります。項3特別利益、目3その他特別利益3,349万6千円は、平成26年度の企業会計制度の改定にあたり、退職引当金を2億3,349万4千円を平成26年度に計上しました分について、平成26年度から毎年5,000万円ずつ一般会計から繰入れてきましたが、最終の年度となりましてこれの残額を計上しております。 次の836ページをお開きください。収益的収入及び支出の支出明細になります。款1病院事業費用の本年度欄になります。5億951万6千円としております。その主な内訳になります。医師、看護師、技師、事務職員等の職員及び非常勤職員等の人件費であります目1給与費が、3億3,291万9千円で共済組合負担金の増額等により前年度より292万3千円増額となっております。 次の837ページになります。目3経費は1億821万8千円で、水光熱費賃借料及び委託料等の費用でありまして、前年度より164万9千円の増額となっております。 続きまして、843ページをお開きください。資本的収入及び支出の収入明細になります。款1資本的収入の本年度欄になります89万2千円としております。その主な内訳になります。企業債の償還に係る一般会計からの繰入れになります項2出資金88万9千円であります。 次の844ページになります。資本的収入及び支出の支出明細になります。款1資本的支出の本年度欄になります。710万4千円としております。その内訳になります旧伝染病棟解体後ののり面工事等としまして、項1建設改良費、目1病院施設改良費を200万円、医療費等に使用します機械機器等の購入及び企業会計システム更新の費用で、同項目に有形固定資産購入費を332万6千円、借入れをしております企業債の元金償還になります項2企業債償還金177万8千円を計上しております。 次の845ページは、平成30年度末での企業債残高を記載しております。 以上で、議案第40号の詳細説明を終わらせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いします。
    ○議長(入江学君) 議案第40号の詳細説明が終わりました。 次に、同意第1号教育長の任命について(平岡和徳氏)の詳細説明を求めます。 ◎総務部長(本間健郎君) 議案集が59ページ、説明資料集が71ページで履歴書が付いております。 それでは、同意第1号教育長の任命について詳細説明を申し上げます。本案は、現教育長の任期が平成30年3月31日をもって満了することに伴いまして、引き続き平岡和徳氏の任命をお願いするものであります。現教育長は、人格高潔で教育行政に関し識見を有しておられ、経験や熱意においても優れた方でございます。教育長の任命につきましては、議会の同意を得る必要がございますので、本案を提案するものでございます。よろしくお願いします。 ○議長(入江学君) 同意第1号の詳細説明が終わりました。             -------○------- △日程第45 休会の件 ○議長(入江学君) 日程第45、休会の件を議題とします。 お諮りします。明日2月20日及び21日は、議事整理のため休会にしたいと思います。これに御異議ありませんか。            [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 異議なしと認めます。 したがって、明日2月20日及び21日は休会することに決定しました。 以上で、本日の日程は全部終了しました。本日は、これで散会します。             -------○-------               散会 午後3時19分...